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子どものアレルギーにもハーブティー
子どものアレルギーには、食物アレルギーや花粉症、湿疹を伴うアトピーなどの皮膚性疾患など様々な種類があります。アレルギー体質の子どもの場合、あせもやオムツかぶれなど、皮膚の炎症が起こってしまう場合もあります。食物アレルギーの場合は、ひどい場合おう吐や、呼吸困難などを引き起こすこともあります。食物アレルギーかなと思ったら、早急に専門医に相談して、何に対して食物アレルギーを引き起こすのか、しっかりとチェックしてもらうことが大切です。また、アトピーなどの皮膚性疾患や花粉症も、どのアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質)に反応するのかは、人によって異なります。ストレス、季節や温度や湿度などが関連する場合もあります。どういった時に、アレルギー反応が起こり悪化しやすいのか、まずは見極めることが大切です。そのうえで、ハーブティーをうまく用いることでアレルギーの炎症などを軽減できることがあります。そこでここでは子どもでも飲める、アレルギーにおすすめのハーブティーについてご紹介します。
アレルギー体質には体質改善や消炎作用・ストレス抵抗力のあるハーブティー
アレルギー体質には、体質改善に関連するハーブティーがオススメです。例えばネトルやジャーマンカモミールなどは、飲みやすく子どもにもオススメのハーブティーです。炎症を抑えるウィッチヘーゼルなども処方されることがあります。ストレス抵抗性のあるローズヒップなどもオススメです。ストレスを感じているときには、オレンジフラワーなどもオススメです。
子どものアレルギー体質におすすめのハーブティー
第一位:ジャーマンカモミール
ジャーマンカモミールは、そのリンゴのような香りと優しく甘い味が特徴的です。子どもにも飲みやすいので、子どもの疾患によく処方されるハーブです。消炎作用や体質改善作用があるため、アレルギー体質にも飲まれるハーブティーです。
第二位:ネトル
ネトルの最大の特徴は、その鉄分の含有量の多さですが、その他にも体質改善を促す働きがあるといわれています。そのため、子どもだけではなく大人のアレルギーやニキビにも処方されるハーブティーです。冬先に春季療法と言って、春先の花粉症などを予防する目的で処方されることもあります。
第三位:ウィッチヘーゼル
ウィッチへーゼルはもともと外用のハーブとして浸剤として利用されてきました。その適応は、切り傷や目の炎症、ニキビの改善、お肌のケアとして用いられてきました。ハーブティーとして飲んでも、皮膚や胃の粘膜の炎症を抑える働きをします。
第四位:ローズヒップ
アレルギー反応が起こっているとき、体は炎症を起こした状態です。炎症を起こしているときには、ビタミンCの消費量が高まります。ローズヒップには、レモンの20~40倍のビタミンCが含まれているといわれており、炎症時のビタミンCの補給源として役立ってくれます。
第五位:オレンジフラワー
オレンジフラワーは開花前のビターオレンジのつぼみを乾燥させたものです。その香りは柑橘系の爽やかな香りです。心因性の不眠症などの精神的な原因からもたらされる症状に効果的です。

