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目の疲れは早めの対策がオススメ
パソコンやスマートフォンの普及に伴い、目の疲れを訴える人が近年、急増しています。目の疲れは睡眠をとることで軽減します。しかし、疲れが目にたまってしまうと、睡眠をとっても疲れがとれず、眼精疲労へと移行してしまいます。眼精疲労がひどい場合には、全身疲労感、首や肩のこりや激しい頭痛、吐き気を引き起こすこともあります。そのため目が疲れたな、と感じたら早めに対処することが大切です。
そこでここでは、目の疲れにおすすめのハーブティーランキングとその飲み方についてご紹介します。
目の疲れには、青色色素とカロテノイド色素に注目
目の疲れには、まずマローブルー(ウスベニアオイ)やハイビスカスに含まれる青色の色素であるアントシアニンがオススメです。アントシアニンは水に溶けやすく、ハーブティーにしたときに抽出されやすい成分です。また、目の疲れに効果があり、その働きはブルーベリーやビルベリーに代表されます。
アントシアニンと同様に目を守るのが黄色のルティンと呼ばれるカロテノイド色素です。ルティンはエキスやオイルとしてよく利用されるカレンデュラなどのハーブのほか、ブロッコリーやホウレンソウなどに多く含まれます。
目が疲れたな、と感じたときににおすすめのハーブティー
第一位:マローブルー(ウスベニアオイ)
マローブルーのアントシアニンによって目の疲れに効果があるほか、そのきれいな青色は見るだけでも、興奮を抑える働きがあります。また、粘膜も守る働きがあるため、眼精疲労のほかにも、喉の腫れや痛みにも作用します。
第二位:ビルベリー
ビルベリーは濃い赤紫色をした果実で、ブルーベリーの一種です。この色は目を守るアントシアニンによるものです。第二次世界大戦時にはイギリス軍のパイロットの証言から科学的な研究が進み、今では科学的根拠に基づいて目に良いハーブと言われています。
第三位:ハイビスカス
ハイビスカスに含まれるアントシアニン色素が目の疲れを予防します。そのほか、クエン酸やミネラルも含み、エネルギー代謝と新陳代謝を高め、肉体疲労にも効果があります。
第四位:アイブライト
様々な目の症状に効果的とされています。収れん作用や抗炎症作用があるため目の疲れのほか、充血やアレルギーの目のかゆみにも効果が期待できます。
第五位:赤ブドウ
赤ブドウの葉のハーブティーには、アントシアニンが含まれ、目の疲れや肩こり、腰痛に効果が期待できます。そのほか、ポリフェノールが多く含まれるため、高コレステロールの予防にも役立つとされています。
目の疲れを感じたら、休むことも大切
パソコンやスマートフォンを使って仕事やSNSなどをしているときには、どうしても時間の感覚がなくなり、ついつい長時間画面を見てしまうことが多いです。目の疲れを感じたときには、画面から目を離して休むようにしましょう。1時間のうち5分はパソコンをしない、など決めておくといいかもしれません。また、パソコンを見ないと決めた時間に、目を守るハーブティーを入れて、リラックスタイムにするのもいいです。画面を見ないことと、ハーブティーを飲むこと、両方からアプローチすることで、目の疲れや眼精疲労を予防しましょう。

