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苦味の効いた柑橘系の香りの奥に、フローラル系の甘さと樹木系の優しい香りを持つエッセンシャルオイルです。
リラックス効果が高く、快適な睡眠へ誘導してくれます。
独特の苦みの効いた香りに、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、この香りにはまってしまう人も少なくありません。
今回は、プチグレインの効果効能をお伝えします。
効果的に生活へ取り入れてください。
目次
プチグレインとは
プチグレインは、ビターオレンジの木や葉から抽出されます。
日本ではダイダイとして知られています。
ビターオレンジの花はネロリに、果皮はベルガモットに、木や葉はプチグレインになります。
ただし、精油会社によってはオレンジ・スイートなどの他の柑橘系の木から抽出した場合もあります。
柑橘系の香りがするだけで、光毒性もないので、いつでも安心して使用できます。
プチグレインは、小さな粒という意味になります。
もとは、未熟で粒のような果実から香りを抽出していたことが由来だそうです。
現在は、木や葉から抽出していますが、この名前は昔の名残として残っています。
ちなみに、プチグレインは、プチグレンとも呼ばれています。
※光毒性…
肌についた状態で紫外線に当たると、皮膚にダメージを与え、シミや皮膚の組織を損傷する恐れがある
プチグレインの効能:鎮静作用・安眠作用
自律神経を整えることで、不安やストレスからくる興奮を抑えてくれます。
収まらない怒りなども、一度冷静になるよう気持ちを静めてくれます。
また、睡眠と深いかかわりを持つ中枢神経系まで刺激をしてくれます。
考え事をしていたら眠れなくなった、という時には、中枢神経系が活発になり、もしも眠れたとしても浅い眠りになってしまします。
しかし、プチグレインを使用すれば、質の高い、深い眠りにすることが期待できます。
プチグレインの香りが強いと感じる方は、ベルガモットをブレンドすると、少し苦味が緩和されます。
プチグレインの効能:皮脂バランス調整作用
お肌の余分な脂を、調整してくれる働きがあります。
そのため、脂性肌の方におすすめのエッセンシャルオイルです。
頭皮が脂っぽく悩んでいる人にもおすすめです。
キャリアオイルに希釈して、洗顔後、もしくは髪を洗った後にケアをすると良いでしょう。
ちなみに、キャリアオイルを選ぶときにはグレープシードオイルというのがおすすめです。
しかし、もしもニキビの部分でしみたり、痛みを感じたらすぐに使用を止めてください。
プチグレインの効能:消臭作用
体臭や、汗の臭い、タバコの臭いなどを抑えてくれます。
スプレーを作っておき、運動後にティッシュやタオルに吹きかけ、体を拭くとすっきりするでしょう。
ペパーミントとブレンドするのもおすすめです。
お昼に運動をして、プチグレインの香りでスッキリした後お昼寝などするのも良いでしょう。
アロマオイルの使い方の注意点
・運転中など、集中力がいる作業の時は避けましょう
プチグレインと相性のいいアロマオイルの香り
・樹木系(ローズウッドやプチグレインなど)
・フローラル系(ラベンダーやゼラニウムなど)
いかがでしたか。
プチグレインは、柑橘系、フローラル系、樹木系の香りが混ざったような不思議なエッセンシャルオイルです。
そのため、この3種類の香りから選べば比較的相性がいいでしょう。
ぜひ試してみてください。

