記事の詳細
高知県が生んだ植物学者・牧野博士ゆかりの植物を集めた落ち着いた雰囲気の植物園です。
目次
高知県立牧野植物園の開園時間
9:00~17:00
休園日:年末年始(12月27日~1月1日)
高知県立牧野植物園のアクセス
住所:高知県高知市五台山4200-6
電話::088-882-2601(代表)
・車 高知自動車道・高知IC・から約20分
・電車 JR高知駅からMY遊バスを利用し、バス停「牧野植物園正門前」下車
高知県立牧野植物園の入場料金
一般¥720(高校生以下無料)
※高知市・高知県長寿手帳所持者は本人のみ無料
駐車場無料
高知県立牧野植物園とは
高知県が生んだ植物学者・牧野富太郎博士の業績を顕彰するために設立された施設です。1958年4月に高知市・五台山に開園し、自然の地形を活かした約6ヘクタールの園内には、博士ゆかりの植物約3000種類が集められています。
1999年には「牧野富太郎記念館」・2008年には「50周年記念庭園」・2010年には温室がリニューアルされ、今なお進化し続け本来の植物園の役割としての保存や研究はもちろん、花や緑とふれあえる総合植物園です。
高知県立牧野植物園の見どころ
園内は「本館」「展示館周辺」「薬用植物区」「カンナ&ローズ園」「南園」「50周年記念庭園」「温室」「日本伝統園芸植物観賞棚」など、いくつかのエリアに分かれています。
特におススメしたいのは「温室」です。植物の生息する地域や特性ごとに、7つのゾーンに分けられています。大木の洞窟をイメージした高さ9mの「みどりの塔と回廊」、アロエ類・バオバブ類・トックリランなど主に乾燥地帯に生息する植物を集めた「乾燥地の植物」、ミャンマーやソロモン諸島の農村の庭先を再現し、バナナやパパイヤ・ライチ・マンゴーなど馴染みのある果樹を植栽した「熱帯の暮らしと植物」、コーヒーやカカオ・イランイラン・チークなど、普段の生活にかかわりの深い植物が見られる「資源植物ゾーン」、滝や池を配した「ウォーターガーデン」には熱帯スイレン・パラグアイオニバス・サキシマスオウ・サガリバナなど、水辺や湿地に生息する植物を観賞できます。「ジャングルゾーン」ではヒカゲヘゴなどの高木類が生い茂り、まさにジャングルのよう。シダ類・ベゴニア類などの植物も見られます。温室内が一望できる「展望デッキ」でも、アリストロキアやヒスイカズラなど、ちょっと変わった形・色の花が楽しめます。温室内なら一年中花が楽しめるのはもちろん、天候に左右されずに見学できますね。
サクラやハナショウブ・リンドウなど、東洋の園芸植物を中心に集めた「50周年記念庭園」や、漢方薬や民間薬などに利用される薬草薬木を植栽している「薬用植物区」、野生種から園芸種・食用まで多種のカンナを集めた「カンナ&ローズ園」なども、ぜひ見ておきたいところ。
他にも園内には、博士の歴史・生涯を紹介するコーナーや、大人も子供も楽しめる体験型の展示がある「牧野富太郎記念館」や、レストラン・カフェもあります。オリジナルグッズを扱うショップもあるので、見学が終わったら覗いてみましょう。
高知県立牧野植物園の近隣にある観光スポットの紹介
高知のグルメを味わうなら、ココへ行かなきゃ!
平和浪漫商店街ひろめ市場
地元グルメを満喫したいなら「ひろめ市場」へ。様々な個性や特徴を持つお店が60軒以上も集まっています。お店によっては朝から営業しています。市場と言うより、新鮮な食材が集まる屋台村のようなイメージが強いかもしれません。地元のケンミンも集まるので、味は折り紙付!ぜひお出かけください。
住所: 高知市帯屋町2-3-1
高知県立牧野植物園から車で約20分
※店舗により営業時間・連絡先が異なります
※詳細はホームページをご覧ください
高知出身の植物学者・牧野博士ゆかりの植物がいっぱい。
植物に詳しくなくても、問題なし!むしろ、新たな植物の知識を増やせるかもしれません。

