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ティートリーはエッセンシャルオイルの中でも有名で、名前を聞いたことのある方も多いと思います。
すっきりしたシャープな香りが特徴的で、作用としては抗菌や免疫力効果に特に優れたオイルです。
ニキビに効くことでも有名ですね。また、口角炎などにも有効です。
そんなティートリーの力を活かしたハンドソープの作り方をご紹介します☆
すっきりハンドソープ
【材料・約100g分】
A(ティートリー精油15滴、ペパーミント精油5滴)
好みのハーブ適量
せっけん素地100g
【道具】
ビーカー
はかり
竹串
せっけんの型
【作り方】
ビーカーにせっけん素地を入れ、電子レンジ(500W)で1分加熱する。
溶けたら取り出し、Aを加えて竹串でよく混ぜる。
2を型に流す。好みのハーブを加えて竹串で混ぜ、1時間おいて、固まったら型から取り出す。風通しのよいところで3~4日乾燥させる。
【使い方】
よく泡立ててから使う。
☆保存☆ 常温または冷蔵庫で保存。ラップで包んでおくと香りが長持ちする。
【ティートリー】
オーストラリアの大地に生えるティートリーは、遠く離れた場所からでも香るほど鮮烈な香りを放つ樹木です。この精油は、ユーカリと並んでオーストラリアでは非常にポピュラーな存在です。
この木の葉は先住民アボリジニの間で、感染症や切り傷の治療に使われていました。精油にも、殺菌・消毒力や免疫を高める効果があります。花粉症など鼻が詰まって頭がぼんやりするときにも有効です。
20世紀前半にヨーロッパへ持ち込まれて救急医薬品の代用として使われ、第二次世界大戦中には、軍隊や軍需工場で傷の手当てをするために使われたそうです。
また、優れた殺菌効果もあるので、ニキビや傷、水虫などの症状の緩和にも有効です。
◆原料になる植物◆
ティートリー。オーストラリア原産で、サイプレスに似た常緑低木。幹を切り倒しても成長し続け、2年後にはまた伐採できるまでになるほど、非常に強い生命力をもつ。
主な産地:オーストラリア、ジンバブエ
抽出部位:葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
こんなときにおすすめ☆
Mental(心)
ショックを受けた時にこの香りを嗅ぐと、気分がリフレッシュし、沈んだ気持ちが明るく元気になります。
・ショック症状 ・不安 ・落ち込み ・眠気 ・ストレス
Health(体)
免疫力が高まるので、かぜの引きはじめなどに使うと、体の中に入ってきた細菌やウイルスの感染力を弱め、悪化を防ぎます。
・かぜの予防 ・免疫力低下 ・膀胱炎 ・膣炎 ・気管支炎 ・花粉症 ・鼻づまり ・疲れ目 ・やけど ・水虫 ・切り傷
Beauty(美)
殺菌作用が非常に強いのが、この精油の特徴。ニキビが悪化し、炎症をおこしたときに用いると効果的です。
・ニキビ ・フケ ・日焼け ・足の臭い ・イボ ・デオドラント
!使用上の注意!
皮膚の薄い敏感な部分に使うと刺激を感じる場合があります。長期間使い続けると、アレルギー症状を引き起こすことも。
《相性の良い精油》
オレンジスイート/サイプレス/ペパーミント/ユーカリ/ラベンダー/レモン/ローズマリー
ユーカリと香りが似ているので、合わせると風邪予防や花粉症対策に!集中力を高めたいときは、ペパーミントやローズマリーのブレンドがおすすめ。

