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ローズに似た香りのバスアロマでリッチな気分に浸りながら、お肌をしっとり潤わせます。
たまった疲れをとりたいときはもちろんのこと、アトピー性皮膚炎の症状も緩和し、新陳代謝を高める作用があります。
シミ・シワを予防し、弾力と潤いのある肌へと導いてくれるので、バスアロマとして使用するのがおすすめです。バラのように甘くてスパイシーな芳香が、心の棘を抜き、お肌を若々しく保ってくれます。
バスアロマの作り方
【材料・1回分】
ローズウッド精油2滴
ラベンダー精油1滴
サンダルウッド精油2滴
【道具】
小皿またはビーカー
【作り方】
精油を小皿またはビーカーに入れてよく混ぜる。
バスアロマの使い方
浴槽にぬるめのお湯(38℃くらい)を入れる。入浴する直前に作ったバスアロマを入れてよくまぜ、全身浴でゆったり入る。
ローズウッドのアロマ
南米アマゾン原産の常緑樹からとれる精油です。木部から抽出されているにもかかわらず、バラの花を思わせる甘いウッディなスパイシーさをミックスした香りで、古くから香水の原料として使用されてきました。南米のギアナでは都市の名前をとってカイエンヌ油と呼ばれて人々に愛されてきたほど。現在の主産地はブラジルですが、乱伐で激減したため1本伐採すると1本植樹するように保護されています。
アロマテラピーに導入されたのは近年になってから。心身のバランスをとる作用があり、精神的に落ち込んでいるときに甘くやさしい香りが気分を高揚させ、明るい気持ちにしてくれます。刺激が低くおだやかなので、おすすめの使用方法はバスアロマです。細胞を刺激する働きもあり、アンチエイジングのスキンケア効果も期待できます。
◆原料になる植物◆
ローズウッド。アマゾン原産の樹高40mにもおよぶ常緑高木。木はその美しさと香りの良さから高級家具の木材としても用いられています。
◆主な成分◆
モノテルペンアルコール類のdリナロール、αテルピネオール、モノテルペン炭化水素類のαテルピネン、酸化物類のCiSリナロールオキサイド、トランスリナロールオキサイド。
!使用上の注意!
直接肌に使うときは必ず薄める。
妊産婦*や持病をもつ人は事前に医師に相談する。
3歳以下の乳幼児*へは使わない。
*適切な濃度に希釈すれば、妊娠中の人や子供にも安心してしようできます。精油の希釈濃度は必ず守ること。
主な産地:ブラジル
抽出部位:木部
抽出方法:水蒸気蒸留法
ローズウッドのオイルの効能
Mental(心)
・緊張 ・ストレス ・イライラ ・催淫作用 ・落ち込み ・不眠症
Health(体)
・免疫力の低下 ・かぜ ・発熱 ・咳 ・不感症 ・切り傷 ・しもやけ ・肩こり
Beauty(美)
・乾燥肌 ・脂性肌 ・混合肌 ・デオドラント ・シワ ・肌の老化 ・肌のたるみ
《相性の良い精油》
イランイラン/サンダルウッド/ジャスミン/パルマローザ/フランキンセンス/マジョラムスイート/ラベンダー
ゼラニウムやローズとブレンドすると心を落ち着かせる効果がアップします。気分を高揚させるにはローズマリー、スキンケアにはイランイランがおすすめです。ジャスミンやラベンダーなどのフローラル系、タイム・リナロールなどのハーブ系とも相性が良いです。

