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妊娠線ができるのは、妊娠後期(8~10ヶ月)に集中しています。初期、中期でもなるできる人はいますが、8割が後期と答えているそうです。
妊娠線ができると消すことはできないので、女性にとっては大きな不安だと思います。市販の予防クリームも販売されていますが、合わなくて困ったという声も聞きます。
妊娠中にハーブやアロマは使ってはいけない、という人もいますが、種類によっては使っても大丈夫なものもあります。中には、妊娠中だから効果が高いものもあります。今回は妊娠6ヶ月以降に使える「妊娠線予防トリートメント」をご紹介します。
妊娠線を予防のアロマトリートメントで用意するもの
・スイートアーモンドオイル 30ml
・精油
―オレンジ・スイート 1滴
―ネロリ 1滴
―ラベンダー 1滴
・遮光ビン
・竹串
スイートアーモンドオイルは、植物油の中でもずば抜けてビタミンEが含まれています。
ビタミンEには、強い抗酸化作用があり、活性酸素から身体を守ります。また、抹消血管を広げる働きがあることから、血行がよくなると言われています。
妊娠線予防として注目されている理由はそれ以外にも、使い心地がベタベタしないこと、価格が50mlで1,000円と比較的購入しやすい価格であることがあります。
精油として紹介させて頂いた、オレンジ・スイート、ネロリ、ラベンダーは、いずれも妊娠線予防に効果があるとされているものです。
妊娠線を予防のアロマトリートメント作り方
1.遮光ビンにスイートアーモンドオイルを入れ、精油を加えます。
2.竹串などでよく混ぜあわせて完成です。
作り方はとても簡単で、妊娠中でも労力を使わなくて済むのがいいですね。
アロマトリートメントの手技
1.10円硬化ほどの大きさを手に取ります。
2.オイルを手になじませます。
3.お腹をさするようにオイルをなじませます。
皮膚の潤いが足りないために表皮が伸びにくくなると、妊娠線ができやすくなります。
妊娠中期からトリートメントをして、きれいな肌を保ちましょう。
今回アロマトリートメントに使った精油の効能
( 名前 )オレンジ・スイート
( 香り )フルーティな甘さに加え、柑橘系ならではのさわやかな香り
( 効能 )精神的な疲労を回復させる
成分の9割以上を占めるリモネンには、鎮静作用や血行促進作用があります。
そのため、リフレッシュ効果やリラックス効果があり、不安や緊張から心を開放し、落ち込んだ気分を前向きにする作用があります。
また、発汗作用により血行が促進され、老廃物を排出して肌を整えるといわれています。ビタミンCの吸収を助けるので、にきびやくすみなどの肌トラブルにも向いています。
( 名前 )ネロリ
( 香り )オレンジの甘さにやや苦みを含む繊細な香り
( 効能 )不安やストレスで萎縮した心を癒す
セロトニンの分泌を促す作用があるため、ヒステリーを起こした時や大きなショックを受けた時など、極端に興奮した神経を鎮静し、精神状態を安定させます。
また、皮膚の新陳代謝を促進し、しみやそばかす、にきび跡などの色素沈着を予防・ケアします。
( 名前 )ラベンダー
( 香り )さわやかな酸味と、クリアで軽さのあるフローラルな香り
( 効能 )不安やストレスを抱えた心を癒して、深くリラックスさせる
抗炎症作用、細胞成長作用、傷を癒す作用があり、傷の治りを早めます。
そのため、妊娠性の予防やケアにも役立つとされています。

