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ドラマなどで、お湯にバラが入っているのを見て、一度してみたいけどどうすれば・・・・と思われた方もいらっしゃると思います。
市販されているバスソルトの多くは香りと肌触りを楽しませるものが多く、ハーブが入っているものはあまり見かけません。
ドライハーブを使えばお手軽に目も楽しめるバスの時間にすることができます。
今回は、お風呂の時間をカラフルに仕上げるバスソルトをご紹介します。
【用意するもの】
材料
・天然塩 200g
・精油 10~15滴
・ドライハーブ
―ローズ ・・・・・ 小さじ1
―ローズマリー ・・ 小さじ1
―マリーゴールド ・ 小さじ1
道具
・ガラスボウル
・はかり
・スプーン
・保存容器
塩を選ぶ時は製造方法が「イオン交換膜法」となっているものは避けて下さい。お風呂の効果を高める「ミネラル」がほとんど取り除かれてしまっています。
精油はお好みのものがいいと思います。
ドライハーブで使うローズマリーには疲労回復効果があるので、そのまま眠る準備をしたい場合はプチグレインやラベンダーがお勧めです。
【作り方】
1.ガラスボウルに天然塩を入れて、ドライハーブを加えて混ぜあわせます
2.ドライハーブがなじんできたら、精油を垂らし混ぜあわせます
3.精油が天然塩全体になじんだら完成です
1回あたり50gを使ってお湯を彩ります。
今回使ったドライハーブは暖色系なので、よりゆったりした気分を味わえると思います。
お湯を流す時はハーブが排水口につまらないように気をつけて下さい。排水口用の髪取りシートなどを予め用意しておくとよいと思います。
片付けが大変そうだと思われる方は、バスソルトを布に包んでおくと便利です。お茶パックを使うのもお手軽です。
ハーブから色素が出るので、湯船の材質によっては付着してしまうことがあります。
入浴後は水で洗い流すことをお勧めします。
★★★ 今回使ったハーブの紹介 ★★★
( 名前 )ローズ
( 香り )心地よい甘さの華やかな香り
( 効能 )心を穏やかにする
鎮静作用と気分を高揚させる効果があります。大きなショックを受けた時、それを乗り越えたいと思っている時にお勧めです。
( 名前 )ローズマリー
( 香り )すがすがしいシャープな香り
( 効能 )精神的な疲労や気力を回復させる
交感神経に働きかけるハーブです。集中力を高め、記憶力を高めると言われています。気分をリフレッシュさせる効果があります。
( 名前 )マリーゴールド
( 香り )摘みたての野草の花のような香り
( 効能 )生活習慣の改善
血行を促進させ、体内の毒素を排出する効果があると言われています。リラックスするお風呂と相性がいいです。
( 名前 )プチグレイン
( 香り )柑橘系のさわやかさとフローラルな甘さ
( 効能 )不安や孤独感をやわらげ、心を強くする
自律神経を整える効果があるとされています。責任ある仕事を任され、不安とプレッシャーが大きいときに、気持ちを落ち着かせ、自身を取り戻させます。不安とプレッシャーから開放させるため、不眠にもよいとされています。
( 名前 )ラベンダー
( 香り )甘いフローラルな香り
( 効能 )ストレスに関わるトラブル全般によく、痛みを和らげる
古代ローマでは傷の手当てに、ラベンダーを浴槽に入れて沐浴していたそうです。
成分の4割を占める酢酸リナリルは自律神経を調整し、鎮静効果があるといわれています。脳内物質のセロトニンの分泌を促すことにより、睡眠ホルモンの分泌も促されるため、不眠にもよいとされています。

