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風邪やインフルエンザにかかりやすい人とかかりにくい人がいます。違いは「免疫力」の強さです。免疫は「疫(えき)」を「免(のがれる)」=「病気を逃れる」を意味しています。免疫力が高い人は、体内に菌やウイルスを簡単に入れさせないため風邪やインフルエンザにかかりにくいのです。免疫力が低い人は、「ちょっと今日は体調が良くないかも」と思った時に、集中的にエキナセアのハーブティーを飲んで病気を予防しましょう。

エキナセアの特徴

エキナセアはスカートをはいたような下向きになった花びらが特徴の植物で、鑑賞用としても人気で数多くの品種があります。ハーブで使われるのは学名「Echinacea angustifolia」「Echinacea purpurea」「Echinacea pallida」の3種類です。「エキナセア」はギリシャ語でハリネズミという意味です。和名はムラサキバレンギクでキク科の植物です。古くはインディアンがエキナセアを病気やケガの治療に用いていました。戦後にドイツでエキナセアの研究がされ、研究対象者のエキナセアを摂った4割近くの人数が風邪を引く回数が減ったという結果があります。

現在は風邪やインフルエンザなどの感染症の予防に用いられ、「免疫力を高めるハーブ」として有名です。ハーブティーで飲むと、味がほとんどないため、他のハーブとブレンドしやすいハーブです。ただし、免疫機能が誤作動している状態の膠原病などの全身性の自己免疫疾患の人が摂取すると、症状が悪化する可能性があるため摂取を避けてください。また、キク科アレルギーの人が飲むとアレルギー症状が出ることがあります。

エキナセアとブレンドすると良いハーブ

・エルダーフラワー

エルダーフラワーは発汗・利尿作用があるフラボノイドを豊富に含むハーブです。また、くしゃみや鼻水、鼻づまりの症状を改善する抗カタル作用があり、風邪やインフルエンザの症状が出ている人がエキナセアとブレンドして飲むと症状がやわらぎ効果的です。また、エルダーフラワーはマスカットのような風味があり、味の薄いエキナセアをおいしくしてくれます。

エキナセアハーブティーの簡単レシピ

<1杯分>
エキナセア 2g
エルダーフラワー 1g
熱湯 200ml

<作りかた>
1.ティーポットに全てのハーブを入れて、熱湯を注ぎます。
2.ティーポットのふたを閉めて、3分ほど待ちます。
3.ティーカップに注ぎます。

<飲みかた>
風邪やインフルエンザに感染しそうなときや、体調不良を感じたときに集中的に飲みます。1日3回の食事後の他、水分補給として飲むと効果的です。エキナセアのハーブティーは日常的に継続して飲むと身体が慣れて効果が薄れるため、体調が良くないときだけ飲む方法がおすすめです。エキナセアは味にくせがなくブレンドしやすいハーブですから、ビタミンCの補給にローズヒップ、眠れない時にリンデン、吐き気があるときにペパーミントなど、エキナセアをメインにして症状に合わせて他のハーブをブレンドするといいでしょう。

エキナセアのハーブティーを集中的に飲むと免疫がアップします。ハーブには風邪薬のような副作用がないのも魅力です。「風邪を引いたかな」と思ったときのために、エキナセアのハーブを常備しておくといいですね。

女性の20%が経験すると言われている膀胱炎は、膀胱の中で大腸菌などの細菌が増殖して起こります。女性の場合は尿道が男性と比べて短いため、細菌が入りやすいことから膀胱炎は女性が多くかかりやすい病気です。膀胱炎は再発しやすく、悩んでいる女性は多いです。膀胱炎で悩んでいる人に、クランベリーはおすすめのハーブです。

クランベリーの特徴

クランベリーは学名「Vaccinium macrocarpon」または「Vaccinium oxycoccos」で和名がオオミノツルコケモモです。名前はクランベリーの花が鶴(クレイン)に似ていることに由来しています。ポリフェノールやビタミンを多く含むことから人気が出て来ているハーブです。

クランベリーは昔から膀胱炎の予防に使われてきたハーブです。ハーブティーには乾燥させた果実を使います。クランベリーを飲むと、尿が酸性化するため大腸菌などの細菌は減り、膀胱内で増殖することができなくなり膀胱炎を予防することができます。

クランベリージュースも販売されていますが、砂糖がたくさん入っている物が多いので大量に飲むのは避けたほうが良いでしょう。ハーブティーにする場合は、砕いたり、粉末状にして使います。

クランベリーとブレンドすると良いハーブ

・エキナセア

エキナセアはドイツなどで科学的に研究され「免疫を高めるハーブ」として認められているハーブです。免疫力をアップするため、身体に悪影響を与える細菌を退治してくれます。風邪やインフルエンザの感染症予防としてよく使われますが、疲れやストレスなどで免疫力が低下した時に発症することの多い膀胱炎の予防にも使われ、クランベリーとブレンドすると効果が上がります。

・ヒース(エリカ)

膀胱炎を悪化させないためには、細菌の繁殖を抑えることと、水分をたくさん摂って細菌を尿と一緒に排出することです。ヒースには抗菌作用・利尿作用があり膀胱炎の初期症状から悪化させたくないときに適しています。

クランベリーハーブティーの簡単レシピ

<1杯分>
クランベリー 1g
エキナセア 1g
ヒース 1g
熱湯 200ml

<作りかた>
1.クランベリーをミルで粉末状にします。
2.ティーポットに全てのハーブを入れて、熱湯を注ぎます。
3.ティーポットのふたを閉めて、3分ほど待ちます。
4.ティーカップに注ぎます。

<飲みかた>
膀胱炎になりそうなときに多めに作っておいて、タンブラーや水筒に入れてこまめに飲みます。膀胱炎の症状が出そうな時は、水分を多めに摂った方がいいため、ハーブティーを飲む合い間に白湯を追加して飲むのもいいでしょう。パウダー状にしたクランベリーは、ハーブティーに入れるだけでなく、ヨーグルトにかけて食べるのも量を多く摂ることができるためおすすめです。

膀胱炎になりやすい人はクランベリーのハーブティーを知っていると、膀胱炎になって辛い思いをすることなく予防ができます。ちょっと酸味が強いと感じる場合は、抗菌作用のあるはちみつを入れて甘みを足してみてください。おいしいハーブティーを飲んで健康を維持しましょう。

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