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ふと鏡を見ると、今まで気にならなかったシミが目立ってきてドキリとすることがあります。シミは正確には「老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)」といい、おもに紫外線によって作られたメラニン色素が肌に沈着することによって発生します。また、摩擦や炎症などの皮膚刺激によってメラニン色素が過剰に分泌されたときにもシミができます。ヒースは、シミの原因になるメラトニン色素の生成を阻害する成分を豊富に含んだハーブです。

ヒースの特徴

ヒースは学名「Calluna vulgaris」「Erica vulgaris」、別名「エリカ」「ヘザー」と呼ばれるツツジ科の植物です。イギリスの小説家エミリー・ブロンテの唯一の長編小説「嵐が丘」の荒野の館の周りに咲いていた花として有名です。植物が育ちにくい荒野でも育つため、栽培しやすいハーブです。ハーブティーには花を乾燥させたものを使います。

ヒースに含まれているアルブチンには、メラニン色素ができるのを阻害する作用があります。美白効果があるため、シミ・ソバカス・ニキビ跡・傷跡などの色素沈着に用いられます。ハーブティーにして内用する方法と、化粧水として外用する方法がありどちらも効果的です。強い味やくせがないので、気軽に他のハーブとブレンドして飲むことができます。

ヒースとブレンドすると良いハーブ

・ローズヒップ

ローズヒップはラグビーボールのような形と、ビタミンCを豊富に含むことから「ビタミンCの爆弾」といわれています。ビタミンCはシミの原因となるメラニン色素の生成を阻害し、摩擦や日焼けによってお肌が炎症を起こすのを防ぐため新しいシミを作らせないため、ヒースと一緒に摂るとシミを防ぐ効果が高まります。ビタミンCを含むため、酸味があります。

・ステビア

ステビアには緑茶の5倍の抗酸化作用があり、アンチエイジングケアに効果的です。ステビアに含まれるステビオシドは、ショ糖(砂糖の主成分)の300倍の甘みがあります。ヒースとローズヒップに甘みを加えて飲みやすくするためにブレンドします。少量で強い甘みを出すことができるため、入れ過ぎに注意します。ステビアの甘みが苦手な人は、他のハーブではフェンネルやリコリス、リンデンに変えてみるのもいいでしょう。

ヒースのハーブティーの簡単レシピ

<1杯分>
ヒース 1g
ローズヒップ 2g
ステビア 少量(好みで量を調節してください)
熱湯 200ml

<作りかた>
1.ティーポットに全てのハーブを入れて、熱湯を注ぎます。
2.ティーポットのふたを閉めて、5分ほど待ちます。
3.ティーカップに注ぎます。

<飲みかた>

毎日の水分補給に、タンブラーに入れてこまめに飲みます。こまめに飲むことで体内でずっとハーブの成分を働かせることができます。飲むだけでなく、化粧水代わりとしても使うことができるため、残ったハーブティーを洗顔後のパッティングに使うのもおすすめです。保存料などが入っていないため、かならず作ったその日のうちに使い切るようにしましょう。

紫外線ケアは、今や毎日欠かせません。シミができる前に、ヒースのハーブティーを飲んでケアしましょう。ヒースのハーブティーは、ピンク色の小花とローズヒップから出た琥珀色の浸出液と合わさって見た目も美しいため、目でも楽しめるハーブティーです。

睡眠は脳と身体を休める時間で、わたしたちにとって大事なものです。なかなか寝付けないときは、何か気になることがあって不安な気持ちやストレスで交感神経が優位になっているのが主な原因です。そんなときに、あたたかいカモミールのミルクティーを飲んでホッと一息、リラックスしてみましょう。カモミールの効果で眠りにいざなわれます。あたたまった体温が少し下がるときに眠気が訪れるため、ホットで飲むのがおすすめです。

カモミールの特徴

カモミールはキク科の植物です。大きく分けてジャーマンカモミール(学名 Matricaria chamomilla または Matricaria recutita)とローマンカモミール(学名 Chamaemelum nobile)の2種類があります。どちらもハーブティーとして飲まれますが、ローマンカモミールのハーブティーは少し苦みがあるため、人気があり一般的によく飲まれているのはジャーマンカモミールです。見分け方は、画像のように、花の黄色い部分が盛り上がっているものがジャーマンカモミール、平らなものがローマンカモミールです。

ジャーマンカモミールは、世界でもっとも親しまれているハーブです。心身を鎮静する作用があり、不眠や胃の炎症によく飲まれます。冷え症や月経痛などの女性の悩みにも使われています。ジャーマンカモミールのハーブティーを飲んだ10分後に副交感神経が優位になりリラックスして、30分ほど持続するといわれています。

カモミールとおすすめのブレンド

・牛乳

ジャーマンカモミールは牛乳との相性がとても良いハーブです。牛乳には、トリプトファンという成分が含まれています。トリプトファンは、体内でセロトニンというホルモンに変わります。セロトニンは、「幸せホルモン」とも言われ、ストレス解消に欠かせません。また、牛乳に含まれているカルシウムは、ストレスに対抗する抗ストレスホルモン「コルチゾール」を作る材料となります。牛乳を飲むことによって、ストレスが緩和され、ジャーマンカモミールの鎮静作用でぐっすり眠ることができます。

・はちみつ

牛乳に含まれるセロトニンの元となるトリプトファンは、はちみつに含まれるブドウ糖によって体内への吸収が高まります。さらにはちみつの自然なやさしい甘みが、ストレスでこわばった身体の緊張をほどいてくれます。

カモミールのミルクティーレシピ

<1杯分>
ジャーマンカモミール 3g
熱湯 100ml
牛乳 100ml
はちみつ 適量

<作りかた>
1.ポットにジャーマンカモミールを入れて熱湯を注ぎ、濃いめのカモミールティーを作ります。
2.ティーポットのふたを閉めて、3分ほど待ちます。
3.待つ間に、牛乳を温めます。
4.カモミールティーを漉してカップに注ぎ、温めた牛乳を加えます。
5.はちみつを混ぜます。

<飲みかた>

寝る30分~1時間前に飲みます。カモミールティーとホットミルクを別々に作るの手間がかかると感じた人は、温めた牛乳に直接ジャーマンカモミールを入れる方法がお手軽でおすすめです。

カモミールのミルクティーでホッと一息ついたあとは、1時間以内にベッドに入りましょう。カモミールの鎮静作用で気分が落ち着き、呼吸が徐々に寝息に変わって、ぐっすり眠って気が付いたら朝になっています。疲れもスッキリ解消して、元気な一日を過ごせるでしょう。

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