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最近なんとなくやる気が出ない、明るい気分になることができない、そんなあなたはもしかすると「うつ状態」になっているかもしれません。セントジョンズワートは、特定の薬を服用している場合は使うことができませんが、「サンシャインサプリメント」と呼ばれ、やる気と明るさを取り戻してくれるハーブです。

セントジョンズワートの特徴

セントジョンズワートは学名「Hypericum perforatum」、和名は「セイヨウオトギリソウ」です。キリストに洗礼を施した聖ヨハネが処刑された日に花を満開に咲かせたことから、「聖ヨハネの草」といわれています。ハーブティーでは開花時の地上に生えている部分を使います。

セントジョンズワートはセロトニンを体内に吸収するのを防ぐことによってうつを改善し、気分の落ち込みを防いで明るい気分に導いてくれます。ドイツでは軽度のうつに対して薬よりもセントジョンズワートが多く使われ、ヨーロッパでは医薬品になっているほどです。また、抗うつ作用と鎮痛作用があるため、更年期やPMS、生理痛などの婦人科系の症状や痛みにも適しています。セントジョンズワートの作用は成分の「ヒペリシン」によるもので、近年ヒペリシンの働きについての研究がさかんにされています。

セントジョンズワートはハーブティーで飲むほか、植物油に漬け込んで成分を抽出した浸出油にしたり、アルコールに漬け込んでチンキにしたり、粉末にしてカプセルにするなど様々な使い方がありますが、ハーブティーで飲む方法が最も手軽です。飲みやすい味ですが、冷めると苦みが増すため、他のハーブとブレンドするか、温かいうちに飲みます。

セントジョンズワートは、インジナビル(抗HIV薬)、ジゴキシン(強心薬)、シクロスポリン(免疫抑制薬)、テオフィリン(気管支拡張薬)、ワルファリン(血液凝固防止薬)、避妊薬、抗うつ薬、高脂血治療薬、抗てんかん薬を服用している場合は使うのに注意が必要なハーブです。また、まれに日焼けしやすい症状が出る場合があります。

セントジョンズワートとブレンドすると良いハーブ

・レモンバーム

レモンバームは別名をギリシャ語で「みつばち」を意味する「メリッサ」と呼ばれ、レモンのようなさわやかで甘い香りがハチを引き寄せることに由来しています。他のハーブとの相性がいいハーブです。レモンバームには抗うつ作用があるといわれており、不安や緊張をやわらげて前向きな気持ちにさせてくれます。セントジョンズワートは飲み過ぎると胃腸の調子が悪くなることがありますが、胃腸の調子をととのえてくれるレモンバームが防いでくれます。

セントジョンズワートのハーブティーの簡単レシピ

<1杯分>
セントジョンズワート 2g
レモンバーム 1g
熱湯 200ml

<作りかた>
1.ティーポットに全てのハーブを入れて、熱湯を注ぎます。
2.ティーポットのふたを閉めて、3分ほど待ちます。
3.ティーカップに注ぎます。

<飲みかた>

1日3回1ヶ月飲み続けます。セントジョンズワートは空腹時に飲み過ぎると胃腸の調子が悪くなることがありますので、食後がおすすめです。

気分が落ち込んだ時には、セントジョンズワートのハーブティーでリセットしてみましょう。薬を服用している場合や、不安な場合は、飲む前にかかりつけの医師に相談してください。

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