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肝臓は、人間の最大の臓器で体内の化学工場といわれています。肝臓の働きは、栄養素を使いやすくして貯蔵して必要な時に供給する「代謝」と、有害物質を分解する「解毒」、胆汁の生成と分泌して「老廃物を流す」働きがあります。肝臓の細胞は一部が機能しなくなった場合でも再生する丈夫な臓器です。しかし、知覚神経がなく痛みを感じないため、病気になった時には自覚症状がないまま進行してしまい、発見された時には悪い状態になっていることがあるため、「沈黙の臓器」と呼ばれます。ミルクシスルは肝臓によいハーブです。

ミルクシスルの特徴

ミルクシスルは、学名「Silybum marianum」、和名マリアアザミまたはオオアザミです。ハーブティーで使うのは種子の部分です。葉がミルクをこぼしたような白い模様がついていることからミルクシスルと呼ばれるようになりましたが、このミルクは聖母マリアがキリストに母乳を飲ませようとしたときにこぼれたという説があります。そのため海外ではSt.Mary’s Thistle(聖母マリアの薊)、日本でマリアアザミと呼ばれます。

ミルクシスルは古代ギリシャ時代から「肝臓を守るハーブ」といわれており、現代も数多くの研究で肝炎や脂肪肝に良いという結果が出ています。特に、ミルクシスルに含まれる成分「シリマリン」には肝細胞を修復する作用があります。ストレスを溜め込みやすい人や、お酒をよく飲む人は肝臓に負担がかかりやすいため、ミルクシスルがいいでしょう。また、肝臓が元気になると解毒する力が高まるため、デトックスにも良いといわれています。

ミルクシスルはカプセルやサプリメントで摂ることが多いハーブですが、ハーブティーでも飲むことができます。
ただしキク科の植物のため、キク科アレルギーの人はアレルギー症状がでることがあります。

ミルクシスルとブレンドすると良いハーブ

・アーティチョーク

アーティチョークは肝臓の機能を強化したり、胆汁の分泌を促進する働きがあります。また、昔からお酒の飲み過ぎにも使われてきたハーブです。強い苦みがあり飲みづらい面はありますが、ミルクシスルと一緒に飲むことで肝臓に効果的に働きかけます。

・レモングラス

レモングラスには消化を促進する働きがあります。さらに、「矯味作用(きょうみさよう)」といって、ハーブティーの味を調えてくれます。ミルクシスルとアーティチョークのブレンドは苦みが強いのですが、レモングラスを入れることによって少し飲みやすくなります。

ミルクシスルハーブティーの簡単レシピ

<1杯分>
ミルクシスル 1g
アーティチョーク 1g
レモングラス 1g
熱湯 200ml

<作りかた>
1.ティーポットに全てのハーブを入れて、熱湯を注ぎます。
2.ティーポットのふたを閉めて、5分ほど待ちます。
3.ティーカップに注ぎます。

<飲みかた>
お酒や脂っこい食事をとる前に飲みます。その他に、なんとなく身体がだるい、疲れが取れずスッキリしないというときにもおすすめです。お酒を飲み過ぎて二日酔いになった時に飲むと早く回復することができます。

意外かもしれませんが、お酒や脂っこいものを食べなくても、ストレスや過労で肝臓の機能は低下してしまいます。リラックスしてハーブティーを飲む時間を作ることで、肝臓もきちんと働いてくれるでしょう。

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