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花粉のシーズンになると訪れる、くしゃみや鼻づまり、目のかゆみなどの辛い症状をなんとかしたいと思っている人は多いです。ドイツでは古くから、花粉症の予防にハーブを積極的に摂って、アレルギーを予防したり、溜まった毒素を排出してデトックスする「春季療法」が行われています。春季療法で使われる代表的なハーブは、ネトルです。

ネトルの特徴

ネトルは学名「Urtica dioica」、和名が「セイヨウイラクサ」といいます。イラクサは「刺草」と書き、文字通りとげのある葉をもちます。繊維質が豊富で、織物の材料として使われます。アンデルセン童話の「白鳥の王子」では、魔女の呪いによって白鳥に姿を変えられた11人の王子をもとの人間の姿に戻すために、傷だらけになりながらイラクサで11枚のシャツを作るというお話があります。

ハーブティーに使う葉には、抗アレルギー作用があるルチンとクエルセチンが含まれています。他にもビタミンや葉酸、カルシウムや鉄などのミネラルを豊富に含んでいます。また、クロロフィルは浄血作用があり、不要な老廃物を排出してくれる働きがあります。体内の滞りを解消して、免疫を調えアレルギー症状の起こりにくい体質に改善するために使われるハーブです。

海苔のような青々とした香りが苦手で飲みづらく感じる人が多いハーブです。春季療法では2か月ほど一日数回に分けて飲み続けるため、飲みづらい人は他のハーブとブレンドするといいでしょう。ネトルをベースに、他のハーブを変えると味に飽きが来ず続けることができます。

ネトルとブレンドすると良いハーブ

・レモングラス

レモングラスは利尿作用があり、体内の毒素を排出してくれます。レモングラスを毎日飲むと、腎臓に良くデトックス効果があります。また、「矯味作用(きょうみさよう)」があり、ネトルのようにクセのあるハーブの味をまろやかに飲みやすくしてくれます。

ネトルのハーブティーの簡単レシピ

<1杯分>
ネトル 2g
レモングラス 1g
熱湯 200ml

<作りかた>
1.ティーポットに全てのハーブを入れて、熱湯を注ぎます。
2.ティーポットのふたを閉めて、3分ほど待ちます。
3.ティーカップに注ぎます。

<飲みかた>

花粉症の症状が出てくる1ヶ月以上前、日本では1月~2月頃から、一日数回に分けてハーブティーを飲みます。一気に大量に飲むとすぐに尿として排出されてしまうため、少しずつ飲むのが基本です。レモンがあれば輪切りをトッピングしてみてください。スッキリした味になるとともに、ネトルに含まれている鉄分の吸収をレモンのビタミンCがアップしてくれます。

長期間飲み続けて味に飽きて来た場合には、ペパーミントでスッキリとした味にしたり、炒ったダンデライオンの根をブレンドして香ばしくしてみると変化が出て続けることができます。花粉症シーズンが近づいてきて症状が出始めたときには、エルダーフラワーをブレンドすると鼻水や鼻づまり、せきなどの症状ををやわらげてくれます。

ヒトの身体は、寒い冬を乗り切るために色々なものを溜め込んでいます。春が来る前に不要なものはデトックスして体質改善をすると、心も身体もスッキリして、花粉症もいつもより楽になっているでしょう。

肝臓はある程度の障害が起こっても症状が現れないため「沈黙の臓器」と呼ばれています。気が付くと手遅れになることが多いためなるべく早期のケアが必要です。肝臓が弱ってくると肌がくすんできたりシミができやすくなったりと、美容にも悪影響を与えます。アーティチョークは肝臓を強くしてくれるため、ハーブティーで飲むといいでしょう。ただし強い苦みを持つために、他のハーブとブレンドしたほうが飲みやすくなります。

アーティチョークの特徴

アーティチョークは学名「Cynara scolymus」 和名 「チョウセンアザミ」のキク科の植物です。日本ではまだあまりメジャーではありませんが、アメリカやヨーロッパではポピュラーな植物で、蕾をゆでる食べかたが一般的です。15世紀にフランスのアンリ2世に嫁いだ王妃がアーティチョークを食べ過ぎて命を落とすほど大好物だったという記録が残っています。中世時代には肝臓や腎臓の機能を高めるハーブとして栽培されていました。ハーブティーにして飲む場合は葉を乾燥させたものを使います。

アーティチョークの葉にはシナロピクリンやシナリン、タラキサステロールが含まれています。これらの成分には消化を促進したり、肝機能をアップさせたり、胆汁の分泌を促進する働きがあります。また、コレステロールや中性脂肪を抑制する働きがあるため、脂質異常症などの生活習慣病の予防に効果的です。脂肪分の多い料理を食べた後にアーティチョークのハーブティーを飲むと脂肪分を分解してくれます。

アーティチョークは肝臓に良いため、お酒を飲む人にはおすすめのハーブティーです。古くから薬用として活用されており、お酒を飲み過ぎたときや、二日酔いの予防に飲まれています。

アーティチョークとブレンドすると良いハーブ

・ペパーミント

ペパーミントは消化器の機能を調整してくれるハーブです。食べ過ぎたり飲み過ぎたりして胃腸の働きが弱まった時に、消化を促進してくれます。ペパーミントのスッとした香りは吐き気を抑えてくれる効果があります。ペパーミントにも、アーティチョークと同じ肝臓を強くする働きがあるため、一緒に飲むと効果的です。また、アーティチョークは苦みが強く、シングルティーでは飲みづらいハーブです。ペパーミントをブレンドすることで、スッキリした味わいが増し、シングルティーよりおいしく飲むことができます。

アーティチョークハーブティーの簡単レシピ

<1杯分>
アーティチョーク 2g
ペパーミント 1g
熱湯 200ml

<作りかた>
1.ティーポットに全てのハーブを入れて、熱湯を注ぎます。
2.ティーポットのふたを閉めて、3分ほど待ちます。
3.ティーカップに注ぎます。

<飲みかた>

お酒を飲む前に肝臓を守るために飲んだり、お酒を飲んだ後に二日酔いの予防として飲みます。また、最近体型が気になる人や、肌のくすみやシミが気になっている人には、数回にわけて少しずつ飲む方法がおすすめです。体内に入ったハーブの有効成分が、脂肪やお肌に働きかけます。

歓送迎会が多い時期にはどうしてもお酒の量も増えてしまいがちです。酷使した肝臓を、アーティチョークのハーブティーでいたわってあげましょう。肝臓が元気だと、お肌もキレイになりやる気もアップして、活動的に過ごすことができます。

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