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ハイビスカスの入ったハーブティーは、ワインレッドの美しい色と酸味が魅力です。クエン酸を豊富に含んでいるため、肉体疲労時に効果的です。1964年に開催された東京オリンピックの男子マラソン競技で、裸足で優勝したエチオピアのアベベ・ビキラ選手が、スポーツドリンクとしてハイビスカスティーを飲んでいたというエピソードがあります。ただし、シングルティーで飲むと、かなり酸味が強いため、他のハーブとブレンドすることでおいしく飲むことができます。また、一緒に飲むと相乗効果で有効成分が体内に吸収されやすくなるハーブもあります。

ハイビスカスの特徴

(画像は観賞用のハイビスカスです)
ハーブティーに使うハイビスカスは、観賞用のものとは違う品種で、別名「ローゼル」と呼ばれる学名が 「Hibiscus sabdariffa」というものです。花の咲いた後の、がく部を使います。ハイビスカスのワインレッドの色は、アントシアニン色素によるものです。代謝促進作用、消化機能促進作用、緩下(便を柔らかくする)作用、利尿作用があり、肉体疲労、眼精疲労、便秘の時に飲むと効果的です。

ハイビスカスとブレンドすると良いハーブ

・リンデン

リンデンは、セイヨウボダイジュの花や葉のハーブで、甘味を加えるのに適しています。味にくせもなく、他のハーブのジャマをしません。香りも優しい甘い香りがして、心身の緊張をやわらげてくれます。鎮静作用と発汗作用・利尿作用があり、高血圧や風邪の初期に発汗を促進して早く回復させるために用いられます。また、眠れない時に飲むとぐっすりと眠ることができると人気のハーブです。作用が穏やかで、子供からお年寄りまで安心して飲むことができます。

・ローズヒップ

ローズヒップの実は、見た目がラグビーボールのような形をしていて、レモンの20~40倍ものビタミンCを含んでいます。そのため、ローズヒップは別名「ビタミンCの爆弾」といわれており感染症や炎症などでビタミンCが不足しているときに補給する目的で使われます。ハイビスカスに豊富に含まれているクエン酸は、ビタミンCと一緒に摂ると、体内へ吸収されやすくなる性質を持っています。ハイビスカスにはビタミンCがあまり含まれていないため、ローズヒップとブレンドすることによって、相乗効果で体内への吸収率が高まります。また、ローズヒップは酸味と少し甘みがある味で、ハイビスカスの酸味をやわらげることができます。ローズヒップだけのシングルティーは、オレンジ色をして目でも楽しめます。実の状態のものは、使う前に細かく砕いて使います。

ハイビスカスハーブティーの簡単レシピ

<1杯分>
ハイビスカス 1g
ローズヒップ 1g
リンデン 1g
熱湯 200ml

<作りかた>
1.ローズヒップを細かく砕きます。
2.ティーポットに全てのハーブを入れて、熱湯を注ぎます。
3.ティーポットのふたを閉めて、5分ほど待ちます。
4.ティーカップに注ぎます。

ハイビスカスの酸味は、はちみつや砂糖でもやわらげることができますが、甘味があるハーブを入れるとハーブ100%の甘いハーブティーにすることができます。リンデンがない場合は、ステビアやリコリスもおすすめです。おいしいハーブティーを飲んで、ティータイムを楽しんでエネルギーを回復しましょう。

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