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疲れをとるには良い睡眠が一番です。身体もあたたまって、ぐっすり眠ることができるハーブティーを作って飲んでみましょう。
寝る前にハーブティーを飲もう
眠りには、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があります。レム睡眠は身体は休んでいるけれども脳は働いている浅い眠りの状態です。このときに夢を見るといわれています。心拍数も大きく変動し、自律神経は交感神経と副交感神経が短時間で入れ替わっています。「ノンレム睡眠」は、少し筋肉活動はありますが身体も休んでいて脳も休んでいる深い眠りの状態です。このときは副交感神経が優位になってリラックスした状態です。ノンレム睡眠が多いほど、眠りは深くなり疲れが取れる良い睡眠になります。
良い睡眠を取るためには室温や照明などの環境や、運動や食事などの生活習慣をととのえることが大事です。さらに自分なりに、寝るための儀式を決めておくと眠りにつきやすくなります。寝る前にあたたかいハーブティーを飲むのを習慣にすることで、眠りにつきやすくなります。そして水分をあらかじめ補給しておくことで、睡眠中に汗で水分不足になり血液がどろどろになるのを防いでくれます。ハーブには眠りにつきやすくするものがあります。おすすめは「ジャスミン」、「リンデン」、「レモングラス」です。
寝る前におすすめのハーブの種類
ハーブの種類をみていきましょう。
ジャスミン
ジャスミンは、リラックス効果があり不眠の人によく利用されています。ジャスミンの眠りを誘う効果は、集中したい時には使わないほうがいいといわれるほどです。
リンデン
リンデンは、甘い香りと風味が特徴のハーブです。「グッドナイトティー」「眠りのお茶」と呼ばれ、心と身体の緊張をやわらげ、質の高い睡眠をもたらしてくれます。
レモングラス
レモングラスは消化を促進してくれるハーブです。睡眠中は胃腸が活発に消化活動を行っており、その手助けをしてくれます。さらに血行促進作用があり身体をあたため、眠りにつきやすくしてくれます。また、味をととのえて飲みやすくしてくれます。
寝る前におすすめのハーブのブレンド
<1杯分>
ジャスミン 1g
リンデン 1g
レモングラス 1g
熱湯 200ml
<作りかた>
ティーポットに全てのハーブを入れて、熱湯を注ぎます。
ティーポットのふたを閉めて、3分ほど待ちます。
ティーカップに注ぎます。
<飲みかた>
寝る前や、リラックスしたいときに飲みます。集中したい時や起きていたい時に飲むと、眠くなるので要注意です。
夏は高温多湿で寝苦しく、生活のリズムが乱れがちになりますが、涼しくて湿度もちょうどいい秋は室の良い睡眠を取りやすく生活のリズムを取り戻すのにピッタリです。眠る前にジャスミン入りのハーブティーを飲んで、深い眠りを取って疲れをとりましょう。

