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世界には、様々な種類のハーブティーが存在します。そこで、それぞれのハーブごとに美味しい入れ方をご紹介します。
目次
ヤロウのハーブティーの入れ方
ヤロウのハーブティーは、傷を癒し炎症を抑えます。風邪や胃腸の不調には、ティーとして生理痛や自律神経系の緊張状態にオススメです。利尿作用があるため、泌尿器系の感染症に使用されます。ヤロウのハーブティーは、独特の香りと薬のような風味が特徴です。しかし、キク科植物にアレルギーのある人は注意が必要です。妊娠中の人は飲用しないようにしましょう。多量に飲むと、頭痛やめまいにつながってしまいます。
メドゥスイートのハーブティーの入れ方
メドゥスイートは、サリチル酸が分離した植物として知られています。サリチル酸とは、アスピリンの原料となる植物です。抗菌、利尿作用、などがあり消化不良や胃酸過多、下痢に効果があります。関節炎や風邪のひき始めに効果的です。他にも、むくみやリウマチを和らげる効果があります。薬のような風味があり、ほのかに甘さがあります。アスピリンに対して、アレルギーのある人は飲用しないでください。また、子供に使用する事はやめてください。
ミルクシスルのハーブティーの入れ方
ミルクシスルのハーブティーは、肝細胞の保護と修復の働きで肝臓疾患の予防と治療に効果があります。フラボノイドに含まれるシリマリンという物質が細胞膜を保護します。この保護する働きにより毒物の受容を避ける働きがあります。他にも、有毒な活性酸素を無毒化し肝細胞の損傷を防ぎます。ハーブティーとして飲用する際には、砕いてからティーとして飲用しましょう。慢性肝炎、アルコール性肝炎、脂肪肝、肝硬変、などへの効果に期待できます。
ほのかに甘みと苦みがあります。キク科の植物にアレルギーのある人は注意が必要です。
マレインのハーブティーの入れ方
マレインは、北アメリカの先住民が古くから喘息など咳の治療薬として使用していました。子供にも使用され、ドイツの小児科では、呼吸器系疾患に花や葉のティーが利用されました。風邪や、喘息、気管支炎、慢性の咳、花粉症の症状の緩和に効果が期待できます。おだやかな風味であり、飲みやすいのが特徴です。
いかがでしたか?
それぞれのハーブの特徴を理解し美味しく淹れることで、とても美味しくハーブティーを楽しむことにつながります。また、心や身体にメリットとなる効果にも期待できます。
是非、参考にしてください。
長時間のデスクワークやパソコン作業をしていると、どうしても回避できないのが目の疲れ。定期的に休憩を取った方がいいと思っていても、作業に夢中になっているとついつい目を酷使してしまいますよね。最近では、スマホの見すぎによる疲れ目も多くなっています。そんな方におすすめなのが、作業中にも気軽に飲める疲れ目を癒やしてくれるハーブティーです。こちらでは、疲れ目に効果的なハーブティーをランキングでご紹介します。
まず、疲れ目に効果的なハーブティーのベスト5です!
1.アイブライト
2.ハイビスカス
3.マリーゴールド
4.ギンコウ
5.ローズマリー
では、具体的にどのようなハーブでどのような効果があるのか一つずつみていきましょう。
幅広い目の不調を改善してくれるアイブライト
アイブライトは、ゴマノハグサ科コゴメグサ属のハーブで、「輝く目」という名前の通り、あらゆる目の不調やトラブルを改善してくれるはたらきがあります。特に、眼精疲労や結膜炎などの目の充血の症状改善の効果が期待できます。その他、花粉症による目のかゆみや涙目の症状緩和にも役立てることができます。
アントシアニンのチカラで疲れ目を癒やすハイビスカス
ハイビスカスは、アオイ科フヨウ属のハーブで、別名ロゼルソウやローゼルと呼ばれています。鮮やかなルビー色が特徴でさっぱりとした酸味があるのが特徴です。成分にはクエン酸とアントシアニンを含んでおり、全身の代謝をアップさせ、疲れ目を改善するはたらきがあります。酸味がちょっと苦手な方は、天然の甘味料であるステビアを入れることで、飲みやすくなります。ノンカロリーなのも嬉しいポイントです。
粘膜の炎症を緩和してくれるマリーゴールド
マリーゴールドはキク科のハーブで、別名カレンデュラとも呼ばれています。黄金色に輝く色が特徴で着色料や染料として古くから使われてきました。主に粘膜の炎症を鎮める効果が期待でき、疲れ目にも役立ちます。その他、抗菌作用もあるので、のどの炎症を抑えたり感染症の予防にも役立ちます。
血行促進作用で疲れ目を緩和するギンコウ
ギンコウは、イチョウ科の植物で別名メイデンヘアツリーとも呼ばれています。血管を広げて血液の循環をアップしてくれるはたらきがあり、血行不良などが原因で起こる肩こりや頭痛からくる疲れ目の症状緩和に効果的です。また、脳の代謝を高める作用もあるので、集中力や記憶力をアップさせたいときにも有効です。
疲労回復効果と爽やかな香りを持つローズマリー
ローズマリーは、シソ科マンネンロウ属のハーブで、永遠の青年を意味する「万年郎(まんねんろう)」の名でも親しまれています。その名の通り、古くから若さを保つハーブとして使われてきました。成分のにロスマリン酸を含み、強い抗酸化作用を持っています。体内から活性化させてくれ、血行を促進し、肩こりなどの血行不良からくる疲れ目に効果的です。また、独特な爽快感の強い香りは、目をすっきりとさせてくれます。
疲れ目におすすめなハーブティーのブレンド
ハーブティーは一種類のハーブだけで飲むのもおすすめですが、さらに相乗効果を得たい方や色々な香りを楽しみたいという方には、ブレンドで飲むのもおすすめです。こちらでは、二種類のブレンドをご紹介しますので、是非一度試してみて下さい。
※下記のレシピは全て約300ml分、ティーポットに一杯の分量となります
【疲れ目に効果的なハーブティーのブレンド1】
アイブライト 小さじ1
ハイビスカス 小さじ1
マリーゴールド 小さじ1
【疲れ目に効果的なハーブティーのブレンド2】
アイブライト 小さじ1
ギンコウ 小さじ½
ローズマリー 小さじ½
ハーブティーで疲れ目の症状を緩和して作業をはかどらせよう
いかがでしたか。ハーブティーは、タンブラーに入れて持ち運べばどんな場所でも手軽に飲むことができて、疲れ目の症状を和らげることができるのでおすすめです。毎日フレイバーを変えていろいろ試してみるのも楽しいですよ。また、疲れ目は長時間の作業時には、こまめに休憩をとって目を休めることも大事です。普段から意識してストレッチをしたり、遠くを見て目を休めることも習慣に入れながら、ハーブティーの効果も取り入れてみてはいかがでしょうか。

