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栄養価の高いイタリアンパセリは、セリ科オランダゼリ属のハーブでパセリの仲間です。日本でパセリ(オランダゼリ)と呼ばれているものに比べると、パサパサ感が少なく、風味や香りが柔らかいのが特徴です。主にイタリア料理で香味野菜として使われることが多く、料理に添えたりサラダやスープに浮かして利用されているハーブです。イタリアンパセリは非常に栄養価が高く様々な効果が期待でき、お料理にも合わせやすいので、積極的に取り入れていきたいハーブの一つです。
イタリアンパセリのディップの作り方
材料
・シーチキン or ささみ缶 160g
・イタリアンパセリ(生) 10茎分位
・玉ねぎ(小) 1/2個
・じゃがいも(小) 1個
・マヨネーズ 大さじ2~3
・塩麹(又は塩) 小さじ1/2(少々)
作り方
1.じゃがいもを蒸かし、ツナ、ささみの缶詰は汁ごと、葉の部分のみイタリアンパセリを使い、玉ねぎはスライスする。
3.調味料以外をフードプロセッサーで攪拌し、後から調味料も入れ攪拌して出来上がり。
イタリアンパセリでエビのアヒージョの作り方
材料
・むきえび 1パック
・マッシュルーム 1パック
・オリーブオイル 100ml
・ニンニク 1〜2欠片
・バター 10g
・鷹の爪の輪切り 少々
・塩 適量
・イタリアンパセリ 適量
作り方
1.マッシュルームを食べやすい大きさに切り、ニンニクはみじん切りにする。
2.オーブン又はトースターで皿を5分くらい温めておく。
3.小さめの鍋にオリーブオイルを入れ、ニンニクと鷹の爪を入れて弱火で熱し、香りが出てきたら、塩とバターを入れてオイルの味を調える。
4.エビとマッシュルームを入れてしばらく煮て、器に移しイタリアンパセリをかけて出来上がり!
イタリアンパセリの効能
イタリアンパセリはβ-カロテンをたっぷりと含んでおり、抗発ガン作用や免疫を高める作用があります。髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、また呼吸器系を守る働きがあると言われています。イタリアンパセリの特有の香りはアピオールという精油成分によるもので、口臭予防、食欲増進、疲労回復、食中毒の予防など様々な効果があると言われています。また、イタリアンパセリはあらゆる生鮮食品の中で最も多くビタミンKを多く含んでいる食材と言われていて、カルシウムを骨に定着させる働き、血液を凝固させる成分の合成に関わっています。また、ビタミンEもとても豊富に含んでいて、強い抗酸化作用があり、活性酸素を抑え酸化を防ぐ働きがあるので、様々な生活習慣病の予防に役立つと考えられています。また、ビタミンC、鉄分、カリウム、ミネラルもイタリアンパセリにはたっぷりと含まれているため、栄養満点のハーブです。
イタリアンパセリの育て方
イタリアンパセリは、種・苗どちらからでも育てやすいハーブですが、苗を育てると失敗が少ないです。種まきは、春や秋に行います。直根性のイタリアンパセリは基本的に植え替えを好まないため、まき床や苗ポット等は使わずに、直まきがいいでしょう。また、鉢やプランターに種をまく場合は、なるべく深めで大きなものを選んで下さい。

