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乾燥している場所に長時間いたり、風邪のひきはじめ、花粉症のシーズンになると悩まされるのがのどのイガイガ。しっかりとうがいをしたり加湿器で対策をしていても、症状が改善されないこともあるかもしれません。そんな時におすすめなのが、ハーブティーです。こちらでは、喉の炎症を緩和してくれるハーブティーをランキングでご紹介しますので、是非試してみて下さい。
目次
喉の炎症を緩和してくれるハーブティーベスト5
1.タイム
2.ペパーミント
3.マローブルー
4.マレイン
5.リコリス
高い殺菌力で喉の痛みを軽減してくれるタイム
タイムは、地中海沿岸部原産のシソ科イブキジャコウソウ属のハーブで、別名タチジャコウソウとも呼ばれています。タイムが持つ強い殺菌力から、中世の時代には感染症を予防するために空気を浄化するのにタイムを使用したという記録も。キリッとした清涼感のある香りが特徴で少し苦味があるのが特徴です。長引く咳を鎮めたり、呼吸器系のトラブル全般の症状緩和に役立ちます。うがい薬としてハーブティーを活用することもできます。
喉の痛みを和らげてくれるペパーミント
ペパーミントは、シソ科ハッカ属のハーブで、主成分のメントールの効果で高い清涼感のある香りが特徴です。この香りが中枢神経を刺激し、脳のはたらきを活性化させます。また、神経を鎮めるはたらきもあるので、喉の痛みを緩和させるのにも効果的です。爽快感のある香りは、喉の痛みからくるイライラや不快な気分をリフレッシュするのにも最適です。
喉の粘膜を修復してくれるマローブルー
マローブルーはアオイ科ゼニアオイ属のハーブで、別名コモンマロー、ウスベニアオイと呼ばれています。目がさめるような鮮やかな青色が特徴で、レモンを入れると鮮やかなピンク色になり、目でも楽しめると人気のハーブティーです。主に粘膜を保護したり修復するはたらきがあり、喉の粘膜の炎症を鎮める効果が期待できます。
咳の治療としても使われているマレイン
マレインは、ゴマノハグサ科モウズイカ属のハーブで別名ムレイン、ビロードモウズイカとも呼ばれています。ドイツでは、マレインを小児科の呼吸疾患の治療として利用しており、喉や鼻腔などの呼吸器系の粘膜の炎症を緩和するはたらきがあります。また、咳をが出るのをおさめたり、痰がからみやすい時に飲むのも有効です。マレインの持つ成分の作用は穏やかなので、お子様から高齢者まで幅広く安心して飲むことができます。
アレルギーが原因で起こる喉の痛みを緩和してくれるリコリス
リコリスは、マメ科カンゾウ属のハーブで別名カンゾウとも呼ばれています。砂糖の約50倍の甘みを持っているのに低カロリーであるのが特徴です。そのため、ダイエット中の方が甘いものをとりたくなった時に飲むハーブティーとしても人気があります。免疫機能をアップさせるはたらきがあるので、アレルギー性鼻炎や花粉症などが原因で起こる喉のイガイガの症状緩和に役立ちます。
ブレンドティーでもっとハーブティーを楽しもう
ハーブティーは、単体のハーブで楽しむこともできますが、もっと色々な香りや味を楽しみたい方や、相乗効果をねらいたい方にはブレンドして飲むこともおすすめです。次に、喉の痛みを緩和してくれるおすすめハーブティーのブレンドを二種類ご紹介しますので、こちらも是非試してみて下さい。
※下記のレシピは全て約300ml分、ティーポットに一杯の分量となります。
【喉の炎症緩和に効果的なハーブティーのブレンド1】
タイム 小さじ½
ペパーミント 小さじ½
マローブルー 小さじ1
【喉の炎症緩和に効果的なハーブティーのブレンド2】
タイム 小さじ1
マレイン 小さじ1
リコリス 小さじ1
ハーブティーをうまく活用して快適な毎日を
いかがでしたか?ハーブティーは、お茶の代わりとして常飲することで、色々な症状を緩和するのに役立ちます。タンブラーに入れて持ち運べばいつでもどこでも飲むことができますし、気分転換のツールとして活用することができておすすめです。これを機にあなたもハーブティーライフをはじめてみてはいかがでしょうか。

