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ついつい飲みすぎ・食べ過ぎで次の日の朝、やってしまった!二日酔い…。胃がムカムカ、頭が痛く気分はどんよりって経験ありますよね。
そんな時にはミントティーが胃の不快な気分を吹き飛ばしてくれます。またミントティーにはストレスからくる下痢や便秘、腹痛を繰り返す症状にも効能抜群です。ここでは二日酔いや胃もたれの症状を改善する方法や気分を一気にリフレッシュさせる方法をご紹介します。
目次
ハーブティーでおすすめのミントの効能
ハーブティーで使えるミントの種類はたくさんありますが、特にミントの中でも強い効能を持つペパーミントがおすすめです。
ペパーミントはシソ科で使用部は葉になります。効能は
- 爽やかなメントールの香りが眠気を吹き飛ばし、気分をリフレッシュしてくれます。
- ストレスが元の胃痛・腹痛を抑えてくれる。
- 消化器系の機能を整える。
- 解毒作用がある。
- メントールの香りで口臭予防ができる。
- アレルギー症状や炎症を抑える
症状別ミントティーのおすすめレシピ
ミントには爽やかなメントールの香りで体の不調を和らげることができます。単品での使用も良いのですが、他のハーブとフレンドすることによって、効能を更に強化することができます。ここでは代表的な体の不調に効くブレントをご紹介します。
胃腸の不調に効くミントハーブティーレシピ
胃腸の不調といっても症状は食べ過ぎ・飲み過ぎで吐き気・下痢・胃のムカムカと様々です。また消化器の機能が低下しているだけではなく、受験勉強やお仕事の不安や緊張イライラなど精神的なストレスが関わっていることも少なくありません。
<材料・1杯分>
- ペパーミント…2g
- ジャーマンカモミール…1g
- 熱湯…200cc
<作り方>
- 細かくしたペパーミントとジャーマンカモミールをポットに入れ、熱湯(200cc)を注ぐ。
- 蓋をして3分間蒸らす。
- ティーポットを軽く揺らし、お茶の濃度を均一にしてから茶こしを使ってカップに注ぎ、鼻からハーブティーの香りを吸い込みながらゆっくり飲んで下さい。
ペパーミント
胃腸の不快な症状をやわらげる作用があり、ストレス性の下痢を軽くするなど消化器への直接的な作用もあります。
ジャーマンカモミール
胃炎などに対する炎症を抑え、緊張を和らげるリラックスさせる作用があります。効能を最大限に引き出すために、寝る前などの空腹時に飲むのがポイントです。
二日酔いもスッキリ ミントハーブティーレシピ
二日酔いのケアでは、前夜から体内に残っているアルコールを早く体外へ排出することと、吐き気などの不快な症状を鎮めるのがポイントです。
<材料・1杯分>
- ペパーミント…2g
- ローズヒップ…2g
- 熱湯…200cc
作り方は上記のハーブティーと同じなので、参考にして下さい。ただし、ローズヒップは種子なので蒸らす時間は5分間です。
ローズヒップ
アルコールの代謝を助ける作用があります。吐き気にはペパーミントの爽やかな香りが効果的です。ロースピップにはビタミンCも豊富で便秘も改善してくれますので、女性におすすめの二日酔いハーブティーです。
全身でリフレッシュ ペパーミントバスレシピ
<材料・バスタブ1回分>
- ペパーミント…10g
- 熱湯…500cc
<作り方>
- 鍋に熱湯(500cc)に細かくしたペパーミント(10g)を入れます。
- 蓋をして10分間抽出し、抽出液をざるでこしてバスタブの湯に混ぜてゆっくり浸かって下さい。
ミントのメントールには爽やかな香りでリフレッシュ出来るだけでなく、毛細血管を刺激し血行促進作用があります。新陳代謝がアップし、体がほぐれ疲労回復や冷え性にも効果的です。
年末年始や受験勉強にペパーミントがおすすめ
ご家庭にペパーミントのハーブがあれば、年末年始のお酒の場が多くなるパートナーや受験勉強を控えるお子様にもとても重宝します。鉢で簡単に育てられるので、フレッシュのペパーミントを使ってハーブティーや入浴剤として楽しむのもおすすめです。しかし、ミントにも注意点があります。ミントは刺激のあるハーブなので、5歳以下の乳幼児や妊娠授乳中の方、てんかんや高血圧など持病のある方の使用は避けて楽しんで下さい。

