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コリアンダーとは

嫌いな人は鼻をつまんで食べようとしても無理、好きな人はこの味が忘れられなくなるほどクセになる、そんな両極端に分かれてしまうハーブがコリアンダーです。最初は香りがきつく食べられなかったけれども、東南アジア料理に大ハマりした時からちょっとずつ食べているうちに好きになり、今ではこの味の虜になってしまうくらい好きになる人が多いようです。

英語では「コリアンダー」中国語では「シャンツァイ」タイ語では「パクチー」とこの3つの言葉はよく耳にしますよね。日本語では昔「コエンドロ」別名「カメムシソウ」とその匂いから呼ばれていたそうです。

「コリアンダー」と聞くと、カレーに入れるスパイスで聞いたことがあるのではないでしょうか?葉っぱや茎ではなく、種子を使っていました。種子は潰すと独特の甘みのある香りがします。コリアンダーの種子にはお腹の中にいる寄生虫を退治する駆虫剤の役目をしてくれます。潰した種子は防腐剤として使われ料理の腐敗を防いでくれます。

「シャンツァイ」「パクチー」と聞くとあのなんともいえない香りを思い出しますね。

コリアンダーの効能

中国やタイ、ベトナムと東南アジアの料理にはほとんどと言って良いほどこれが入っています。中華料理ではギョーザや魚料理によく使われています。タイ料理はなんといってもトムヤムクンですね。ベトナム料理はやはりフォーや生春巻きでしょうか。

なぜ中国や東南アジアではこんなにもコリアンダーが食べられているのでしょうか。気になって調べたところ、コリアンダーを食べることで体に香りが染みつき蚊を寄せつけないためだそうです。こうしてマラリアなどの感染病予防をしているのですね。

ほかにも、エビやカニを食べる時に付いてくるフィンガーボウル。この中にもコリアンダーを入れ、指についた臭いを消す効果もあります。

上で書いた効能の他にもコリアンダーには効果があります。

それはデトックス効果。大気汚染などで知らず内に体内へ入ってしまった鉛やスズである重金属を出し、肌荒れや便秘の解消など様々な効果があります。
コリアンダー(coriander) セリ科の1年草。学名Coriandrum sativum。和名はコスイ。別名コエンドロ、シャンツァイ原産地は地中海沿岸。主産地はモロッコ、インド、アルゼンチン。名前はギリシア語のKoris(床じらみ、南京虫)に似た強い匂いがあるためだが、完熟すると甘い香りに変わる。草丈15cmに育ったら、舌から摘む。葉、茎、種子を利用。種子は健胃、鼓腸の緩和に効く。肉、魚料理やカレー料理、中華料理によく使用される。種子はピクルスの風味付けに使う。
エスニック料理には欠かすことが出来ないコリアンダー。

コリアンダーの効能は、消化器系の諸病状に効果があると言われています。種は食欲増加の効果があり、去痰に用いられます。すりつぶした種と蜂蜜を混ぜ合わせて、咳止めにも使われています。

コリアンダーの産地

一年草のコリアンダーの原産地は西アジアや地中海沿岸で、セリ科のコエンドロ属です。
背丈は30〜50センチで、別名カメムシソウや香菜、シャンツァイと呼ばれています。

コリアンダーの歴史は古く、3000年以上にわたって、薬用や食用として栽培されてきた歴史あるハーブです。
聖書や古代インドのサンスクリット語の書物、千夜一夜物語、古代エジプトのパピルスなどに登場していて各国でも有名です。
なんと聖書では、神から与えられた食物マナが、このハーブの種に例えられているそうです。

コリアンダーの香り

コリアンダーと言えばタイや中国、ベトナム料理などのクセのあるエスニック料理には欠かすことの出来ないハーブです。

クセのあるその香りは、まるでナンキンムシやカメムシのようです。
実は属名のコリアンドルムのいう属名は、カメムシのような匂いのする、という意味なのです。
これは、嫌いな人は一切受け付けませんが、一度好きになると癖になるほど夢中になるとの意味があります。

タイでは日本でも呼ばれている、パクチーと呼ばれ、台湾ではシャンツァと呼ばれています。

コリアンダーの料理

コリアンダーの果実は香辛料として使われていて、カレー粉の主成分の一つとして使われています。

種と葉は香りが違います。
タイやベトナム料理などの、エスニック料理の風味付けには欠かせないものは、若葉です。
根も食べることができ、ニンニクと一緒に潰し、調味料として使います。

種の使い方は様々で、カレーやシチュー、ピクルスやマリネなどに使われていて、またお菓子やリキュールの香り付けにも使われます。

コリアンダーの育て方

コリアンダーは植え替えを嫌います。そのため花壇や鉢植えに直接種を蒔いてあげましょう。
種蒔き時期は、真夏と真冬以外ならいつでも種を蒔くことができます。
丈夫で、育ちがいいので、初心者の方には育てやすいハーブです。
茂りすぎてしまったら、適度に株分けをして整理をしてあげましょう。独特の匂いがするので、あまり茂りすぎてしまうと匂いもキツくなります。

コリアンダーと他の植物を混植すると、アブラムシなどを寄せ付けないようにしてくれます。また、アニスとの混植をすると両方の発芽を促進してくれるのです。

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