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マーシュ
学名:Valerianella locusta
別名:ノヂシャ マーシュ ラムズレタス
種類:オミナエシ科
原産地:ヨーロッパ
草丈:15cm~30cm
マーシュとは
草丈が15~30㎝ほどで葉はへら状で色は柔らかい緑色ですが赤みを帯びる事もあります。
枝わかれしてたくさんの葉をつけて茂ります。春には枝先に薄い紫色の小花が咲きます。
花が咲くと葉や茎が固くなって食用には適さなくなります。
マーシュの栄養成分
ビタミンCが多く含まれています。(100g中38.2mg)
ビタミンAとなるβカロテンは100g中7092IUになります。
マーシュには、豊富なミネラル分が含まれています。
マーシュの料理
味や香りに癖がないのでどんな料理にも使えます。ゆでる場合にはサッとゆであげ、食感が失われないようにします。
サラダの付け合わせにする場合は、葉をなるべくばらさずに、軸の先の固い切り口だけを切り落としてそのまま使用します。
一般的には癖がないので、どんなドレッシングにも合わせやすいです。房のまま盛りつける事で見栄えが良くなります。
マーシュとトマトベーコンパスタ
材料 2人分
スパゲティ:160g
マーシュ:1房
ミニトマト:10個
ベーコン:4枚
ニンニク:1片
塩:適量
ブラックペッパー:適量
オリーブオイル:大さじ2
作り方
鍋にお湯を沸かし、スパゲティを茹でます。
マーシュはよく洗って水を切っておきましょう。
トマトは縦1/3にスライスします。
ベーコンは1cm幅に切りましょう。
ニンニクは包丁の腹で潰します。
フライパンにオリーブオイル、ニンニクを入れて熱します。香りが出てきたらベーコンを加えて炒め、トマトを加えて混ぜ合わせましょう。
さらに、ゆであがったスパゲティとマーシュを加えてよく絡め、調味料で味をととのえたら、完成です。
マーシュの育て方
マーシュの種まき
春まきでは2月中旬から4月いっぱいまで種を蒔くことが出来ます。収穫は3月中旬から6月いっぱいまでできます。
種まきを始めた時から収穫が終わる時まで肥料を与え続けます。秋まきでは8月中旬から10月中旬まで種まくことが出来ます。
マーシュの収穫
収穫は10月中旬から3月中旬まできます。種まきを始めた時から収穫が終わるまで肥料を与え続けます。
種を蒔いてから1か月半後には収穫できるようになります。収穫方法は本葉が5~6くらいになった時にそのまま引っこ抜いて収穫する方法と本葉が10枚以上になるまで大きく育てて若葉やわき芽を摘んでいきそれを数回繰り返す収穫方法あります。
種まきをしながら込みあってくる若葉を間引きしながら大きく育てて葉摘み収穫収する方法もあります。
マーシュの栽培場所
種まき・収穫以外以は手間暇があまりかからないので初めてガーデニングされる方に向いています。日当たりがよい所で育てます。
真夏の暑さに弱いので高温期を避けて栽培します。冬の寒さには強い方なので霜にあたらなければ戸外で冬を越すことが出来ます。
また土も乾燥している方がベストです。マグネシウムを含む石灰岩が原料の苦土石灰を使う事で土を中和にすることが出来ます。
植え付けや種まきの1週間前に混ぜ込んでおくことがいいです。
マグネシウムは植物体内の酵素を活性化させたり、リン酸分の吸収を助けるので野菜栽培には欠かせない栄養分です。

