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古くから健康を維持する目的で利用されてきたハーブ「タイム」。現代でもタイムは基本的なハーブとして、ハーブティーで飲まれたり、料理の彩りを添えたり、防腐の役割で使用されています。 みなさんの中には、名前を知らずに口にしたことがある人もいるかもしれません。

確かに健康上このように良い側面が目立つタイムですが実は悪い影響を及ぼす可能性も。ハーブの種類は全体的にしっかりその効果と害を学んだ上での食さなければならないもの、

本当はむやみやたらに口にしてはいけないものなんです!では今回はこのハーブの健康面とその弊害についてご紹介していきたいと思います。

タイムの効果

タイムはヨーロッパが原産のシソ科ブキジャコウソウ属の植物です。原産地では煮込み料理に入れる数種類のハーブを束にした「ブーケガルニ」に加えられる、基礎的なハーブです。 タイムは数千年も前から薬品として利用されていたと伝えられるほど、歴史の古いハーブです。古代シュメールおよびエジプトにおいては、治療の他に防腐処理の薬草として使用されていました。古代ローマでは、チーズとアルコール飲料の風味を増すためにタイムを利用していたといわれます。また、ローマの兵士はタイムを風呂に入れ、活力が得られることを期待していたそうです。 現代においては食品以外にも、タイムの油を石鹸や化粧品、歯磨き粉の成分として利用されています。また、レッドタイムの油は、香水としても利用されています。

タイムの抗菌作用

タイムの主な成分は、フェノール系のチモール、カルバクロールといった揮発性油、配糖体類、フラボノイド類、p-シメン、ボルネオール、サポニン類、タンニン類などです。これらの成分は、抗菌作用や痙攣を抑える鎮痙作用、咳を抑える鎮咳作用、抗酸化作用があると考えられています。 タイムの主成分・チモールとは、抗感染口腔洗浄液にも利用されている成分です。実は、このチモールは、様々なケースの細菌感染に外用薬として使用されている成分なのです。抗感染口腔洗浄液として使用した場合、抗菌作用が期待できるとされています。

タイムの料理への使い方

タイムは健康的なハーブとして注目される一方、毒性も高いとされています。濃縮したタイムのエキスをマウスに経口摂取させたところ、運動の低下や呼吸の低下が見られました。また、乾燥したタイム0.9gを95%のエタノールで抽出したエキスを1日1回摂取、それを3ヶ月間継続したところ、マウスの肝臓や精巣の重量が増加し、オスの死亡率が30%といった結果が表れています。 また、シソ科の植物や、タイム、ローズマリーに含まれている成分にアレルギーを持つ方は注意が必要です。悪心や呼吸の停止といった障害が表れる可能性があります。 タイムは過剰な摂取を避け、通常で食品に含まれる量であれば一般的に安全とされています。1日の推奨経口摂取量は、0.03%フェノールを含む乾燥葉10g以下となっています。タイムエキスを経口摂取する場合は1日1~2gとされ、量も分割して摂取した方がよいでしょう。また、タイムの油を希釈しないで経口摂取や外用することは避けた方がよいでしょう。 タイムは一般的なハーブですが、危険性も示唆されているハーブです。よりよく利用するためにも多量摂取は避け、きちんとした容量でタイムのハーブティーや食事を楽しみましょう。

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