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ピザやスパゲティー、ビーフシチューに欠かせないオレガノはシソ科に属し、ヨーロッパの地中海沿岸地方が原産のハーブです。オレガノはマジョラムの近縁種になり、ワイルド・マジョラムとも呼ばれます。オレガノとマジョラムは似た香りがするのでオレガノの香りを損ねてしまわないように別々で使用した方が良いようです。生葉よりも乾燥させた葉の方が香りがよくなるため、スパイスとして用いられる事が多いハーブです。オレガノはイタリア料理と地中海料理によく用いられ、相性の良い食材は、肉料理やチーズ料理、特にトマトとの相性がよいため、ケチャップやトマト料理には欠かせないハーブです。
オレガノで香りづけ!あさりのワイン蒸しの作り方
材料(2人分)
・あさり(砂抜きしておく) 300g
・しめじ(適当にほぐす) 1パック
・バター 15g
・にんにく(みじん切り) 1かけ
・Aオレガノ 小さじ1/2
・Aタイム(葉を摘む) 2本
・A塩こしょう 少々
・B果汁100%オレンジジュース 50cc
・B白ワイン 50cc
作り方
1.フライパンにバターを入れ、香りが出るまでニンニクを炒める。
2.あさりとしめじを入れて、Aを加えて炒める。
3.Bを加えて蓋をし、あさりの口が開くまで蒸し、お皿に盛り付けて出来上がり!
作り置きにたっぷりハーブのマリナラソースの作り方
材料 (たっぷり)
・オリーブオイル 大さじ1
・にんにくのみじん切り 大さじ1と1/2
・トマト 3kg
・塩 ひとつまみ
・粗挽き黒こしょう 少々
・フレッシュバジル 大さじ4
・フレッシュパセリ 大さじ4
・フレッシュオレガノ 大さじ4
・トマトケチャップ 大さじ2
*フレッシュハーブはみじん切りで
作り方
1.鍋に水を入れて沸騰させ、トマトを入れ、皮が割れたら火を止め、冷水で皮をむく。
2.湯むきが済んだらみじん切りにし、鍋にオリーブオイルとにんにくを加え、2分ほど炒める。
3.トマトを入れ塩こしょうで味付けし、沸騰させる。沸騰したら火を小さくして、時々混ぜながら25分ほど煮込む。
4.ハーブとケチャップを入れて、1分ほど煮て出来上がり。
オレガノの効能
オレガノにはマンガン、ビタミンK、ポリフェノール類をはじめとる抗酸化成分が豊富に含まれています。 オレガノに含まれるフェノール合成物はハーブの中で最も高濃度で、生のオレガノスプーン一杯で、りんご一個分の抗酸化物質を含んでいるそうです。また、オレガノは抗ウイルス、抗菌の作用に優れているため、風邪やインフルエンザ、感染症などにも効果的です。呼吸器系と消化器系の不調にもいいと言われていて、胃の不調や消化不良、気管支炎、喘息などに効果的です。抗酸化作用が高いため、アンチエイジングや傷の治癒にも効果的があると言われています。またオレガノは、肉体の内部だけではなく、精神的な部分に対しても効果があり、精神的な疲れが溜まっている時など、オレガノのオイルを入浴剤の変わりに使うと、とてもリラックスできます。また、オイルでのマッサージは、ねんざなどに効果があり、にきびなどにも効果があるとされています。
*妊婦さんには刺激が強いため、あまり使用しないようにご注意ください。
オレガノの花言葉
オレガノの花言葉は「輝き、財産」です。

