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香辛料としても欠かせないクローブは、フトモモ科の植物で、年に2回ピンク色の可愛い花を咲かせます。精油としても葉や蕾から抽出され、利用されています。昔のヨーロッパでは収穫料がとても少なかったため、金のように扱われていた時代もあったそうです。肉料理の風味付けや臭い消しとして利用されたり、相性の良い香辛料とブレンドしてカレーなどに使われることも多く、また、他のハーブや香辛料とブレンドし、チャイの香り付けにもされています。

クローブと鶏肉のオレンジソースの作り方

材料 (2人分)
・鶏もも肉     1枚
・オレンジ     1個
・玉ねぎ      1/4個
・白ワイン     50cc
・水        50cc
・コンソメ       1つ
・クローブ(ホール)  5個
・バター      5g
・オリーブオイル  適量
・塩こしょう    適量
・飾り野菜     適量作り方

1.鶏もも肉に塩こしょうし、玉ねぎはみじん切りにし、オレンジは絞る。
2.オリーブオイルをフライパンに入れ、温まったら鶏もも肉を焼き、両面焦げ目をつける。
3.鶏もも肉を取り出したフライパンに、玉ねぎを入れる。
4.色が付いてきたら絞ったオレンジのジュース、ワイン、水、コンソメ、クローブを入れ、混ぜ合わせる。
5.取り出した鶏もも肉をフライパンに戻して、中火で15分程煮たら取り出してお皿に盛る。
6.そのままフライパンにバターを入れて煮詰め、お皿に盛った鶏もも肉の上にかけてできあがり!

クローブでマサラチャイの作り方

材料 (2人分)
・牛乳        350cc
・水         150cc
・紅茶        大さじ1
・ホールカルダモン  4つ
・ホールスターアニス 1つ
・ホールクローブ   3つ
・シナモンパウダー  小さじ1
・ジンジャーパウダー 小さじ1
・はちみつ      適量
・砂糖        適量
作り方
1.鍋に水を入れ、スパイスを煮る。

(カルダモンは種のみを出し、ハサミで細かく切る)
2.スパイスが煮立ったら水少しと紅茶を入れ、再び1〜2分煮る。
3.牛乳、はちみつ、砂糖を加えて温める。
4.カップに注いで出来上がり。

ホールスパイスは細かく砕いて香りを引き立たせましょう!

クローブの効能と利用方法

クローブには強い鎮痛効果と抗菌効果があり、中国では紀元前から媚薬として使われ、歯痛の時に噛んだりして使用されていました。歯痛や歯肉炎を鎮めてくれるので、現在でも歯科で歯痛時や居所麻酔などに利用されており、歯医者さんでよく用いられているハーブです。クローブに含まれる成分のオイゲノールは抗酸化作用に優れ、老化を防止し動脈硬化を防いでくれます。その他、消化を促進して胃腸を整え、吐き気を抑えたり、身体を温める効能があると言われています。中国でも蕾を乾燥させてものを丁香と呼び、漢方薬に利用されています。またヨーロッパではクリスマスシーズンになると、オレンジポマンダーをという香玉を作り、魔除けとして玄関先などに飾る風習があります。生のオレンジにクローブを刺してスパイスミックスパウダーをまぶして乾燥させて作ります。妊婦さんや授乳をされているお母さんは、使用を避けた方がいいようです。

生でサラダに加えたり、お料理のアクセントに使えるディル。今回はなんとお鍋にしちゃいます。煮込んだスープに染み出したハーブの旨味を感じてみてください。

ディルの旨味たっぷり!鮭とジャガイモの北欧風鍋

材料(4人分)
鮭の切り身(甘塩) 3~4切れ・ジャガイモ 4個・セロリ 1本・長ネギ 1本・カーボロネロ(黒キャベツ) 3枚・芽キャベツ 8個・ディル 適量

(1)セロリは1.5cmくらいの小口切り、長ネギは乱切り、ディルはざく切りにしておきましょう。ジャガイモは皮を剥いて2cmの厚さにスライスし、鮭は3等分に切ります。カーボロネロは軸から葉をしごいて小さく刻みましょう。芽キャベツは半分にして、火が通りやすいように縦に切れ目を入れておきます。

(2)鍋に800mlのお湯を沸かしたら、長ネギ、ジャガイモ、セロリ、カーボロネロを加えてジャガイモが柔らかくなるまで弱火で煮込みます。竹串をさしてみてスッと通れば、鮭と芽キャベツを加えて5分程煮ます。

(3)全体に火が通ったらディルの半分の量を加えて軽く加熱します。仕上げに残りのディルを散らしたら完成です。塩味で召し上がれ!

☆途中まで食べたら、牛乳とサワークリームをお好みの量混ぜて弱火で煮込んでみてください。塩で味を調えたらもっと北欧風なお味になりますよ。ブラックペッパーをかけて、〆はパスタもいいですね。

カーボロネロが手に入らないときはおうちにある葉物で代用してもいいかもしれません。

ディルの効能

ディルには胃腸の働きをサポートしてくれる成分が含まれています。消化を促進し、胃もたれや腹痛を和らげてくれますよ。

5000年ほど前では古代エジプトのお医者さんに治療薬として用いられていました。古代ギリシャ・ローマでは貴重なハーブとして重宝され、薬用以外にも調味料や芳香剤として愛されていました。中世では魔除けにも使われていたことも。

鎮静作用が高く、イライラを抑えてくれます。名前の由来の、古代ノルウェー語のdillaと、古代アングロサクソン語のdylleという単語がどちらもなだめる・鎮める、という意味なので、昔からディルの鎮静効果が認められていたようです。

ディルの活用法

種はピクルスに、葉はサラダなどにして活用してください。北欧ではヨーグルトやサワークリームに混ぜて使われることが多く、かなりメジャーなハーブです。黄色い小さな花は、いくつか集まって花火のような姿をしています。高さ1~2mほどに大きく育つので植える場所にご注意を!家庭菜園でも簡単に育てられるのでオススメですよ。

この小さな葉っぱが集まった姿、あるハーブにそっくりですよね。

花が咲いた姿もそっくり!そう、フェンネルです。フェンネルはセリ科の多年草、ディルは同じセリ科ですが一年草なんです。比べてみると、ディルの方が葉が細かく、繊細な印象です。それ故に乾燥ディルはとても高価なんですよ。そして、ディルの方が葉が柔らかく、甘味のあるハーブです。フェンネルは茎をメインに楽しむハーブですが、ディルは種や葉を楽しみます。

どちらもお料理に活躍して簡単に育てられるのでオススメですが、交雑してしまうので植えるときには話してくださいね。

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