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料理にハーブを使う理由
料理にハーブを使うと香り付けや味のアクセントになり、料理が一段と華やかになります。特に肉や魚には独特な味や香りがあり、ハーブを使うことによってそれらを和らげて食べやすくしてくれます。ただしハーブを料理に使い慣れていないとハーブを焦がしてしまったり、逆に香りをつけ過ぎてしまったりと、以外に料理にハーブを取り入れるのが難しく断念してしまう方も多いのではないのでしょうか。今回は誰でも簡単にハーブを肉料理に使える方法をご紹介します。これで失敗なく簡単にお洒落なおもてなし料理ができます。
お洒落なおもてなしはハーブソルト
料理に使うおすすめハーブアイテムが「ハーブソルト」です。その名の通りハーブと塩を混ぜ合わせた調味料のことです。ハーブソルトは料理に振り掛けたり付けて食べたりするので、調理で焦がすという失敗がなくなります。ハーブソルトを使うことで料理の旨味が増し、いつもの料理をぐっと引き立ててくれます。またハーブそのものを食べるので、ハーブの成分も美味しく取り入れることができます。市販のハーブソルトもありますが、フレッシュハーブから作るハーブソルトは香りが違いますのでおすすめです。
鶏肉・豚肉・牛肉にも使える万能ハーブソルト
<材料>
- 天日塩など天然の塩…100g
- フレッシュハーブ…ローズマリー・ミント…塩と刻んだハーブのかさが同量
- ニンニク…ひとかけ
- ローリエ(ドライ)…2枚
<作り方>
- フレッシュハーブは葉を摘んでみじん切りにし、ニンニクもみじん切りにします。ローリエは細かく潰します。
- みじん切りにしたフレッシュハーブと塩、ローリエをすべてボウルに入れてよく混ぜれば完成です。
瓶に入れて保存して下さい。フレッシュハーブを使うときは水分が多いのでなるべく早く使い切りましょう。長期保存したいときはドライハーブの使用をおすすめします。
美容効果があるピンクハーブソルト
万能ハーブソルトにローズヒップとハイビスカスを加えればビタミンCの摂取ができ、更に見た目もかわいいピンク色のハーブソルトが出来上がります。
コレステロールを下げる健康ハーブソルト
万能ハーブソルトにネトルを加えればビタミンやミネラルが摂取でき、コレステロールを下げる作用がありますので脂っこい食事にはおすすめです。更にゆずやレモンの皮を剃って入れても美味しいです。
更にもうひと手間 ハーブオイルで完璧肉料理
もう1つ簡単に料理にハーブを使う方法として、調理に使うオイル(油)にハーブを漬け込むだけの「ハーブオイル」がおすすめです。ハーブをオイルに漬け込むことによって、ハーブの成分や香りをオイルに移すことができ、肉の下ごしらえや仕上げにハーブオイルを使用することによって香りと味の深みがグンと増します。
香りと成分を閉じ込めた万能ハーブオイル
<材料>
- 瓶…筒状の形がおすすめです。
- ローズマリー(フレッシュ)…2本
- ローリエ(ドライ)…1枚
- ニンニク…小さいひとかけ
- オリーブオイル(EX)…瓶の2/3
- その他好きなオイル(サラダ油・白ごま油など)…1/3 ※2種類のオイルを使うことで味の深みが増すのでおすすめです。
<作り方>
- フレッシュハーブを水洗いし、キッチンペーパーで包み水気を取ります。
- 叩いたニンニクとローズマリー・ローリエを瓶に入れ、オリーブオイル2/3・その他のオイル1/3をハーブがひたひたに浸かるまで入れる。
- 1〜2週間でオイルに成分が溶け出すので、ハーブやニンニクを取り除いで完成です。
いかがだったでしょうか。ハーブソルトやハーブオイルは調理で失敗することなく、ハーブの成分をそのまま摂取する事ができ、見た目もお洒落なおもてなし肉料理ができます。今回は肉料理に合うハーブをご紹介しましたが、ハーブを変えれば魚料理や天ぷらなどにも使えます。材料もスーパーで簡単に手に入り、手順も簡単なのでぜひハーブを料理に取り入れてみて下さい。

