記事の詳細
ドイツ料理のザワークラウトやハンガリーのグヤーシャというシチューを作る時に欠かせないキャラウェイですが、原産地は西アジアで、セリ科のハーブになります。キャラウェイの葉はにんじんの葉に似ていて、そのまま食する事もありますが、果実の方が香辛料として用いられており、”キャラウェイシード”と呼ばれています(種のようなので)。見た目がクミンとよく似ているのですが、また違った風味で、キャラウェイは爽快で芳しい香りで噛むと優しい甘さとわずかな苦味を感じます。また、ライ麦バンやチーズ、お菓子の風味付けにもよく使われ、アップルパイに入れると味が引き立ってとてもおいしくなります!
目次
キャラウェイで簡単ザワークラウトの作り方
材料
・キャベツ 500g
・塩 10g
・キャラウェイシード 少々
・ローリエ 1枚
・赤唐辛子 1本
作り方
1.刻んだキャベツに塩を振り、水分が出るまで軽く揉む。
2.容器の中に、他の材料も入れてまぜ、揉んで出てきた水分も一緒に入れる。
3.キャベツの外側の葉と一緒に重石をして、涼しいところに置く。
4.キャベツの色が黄色くなってきて、酸味が出てきたら出来上がり。
約2週間保存できます!
キャラウェイとくるみのブレッドの作り方
材料 (21cmパウンド型)
・☆薄力粉 220g
・☆ライ麦粉 25g
・☆ベーキングパウダー 5g
・☆三温糖 30g
・☆キャラウェイシード 5g(大さじ1くらい)
・卵 1個
・牛乳 or 豆乳 100ml
・はちみつ 40g
・クランベリー 20g
・くるみ 30g
作り方
1.型にバターを塗り、強力粉をふるう。
2.くるみとクランベリーは細かくし、オーブンは160度に温めておく。
3.ボールに☆をふるい入れて混ぜる。
4.③と別のボウルに、卵・豆乳・はちみつを入れて、泡だて器などで混ぜる。5.③に、④を少しずつ入れ、泡だて器でなめらかな状態にする。
6.②も加え、全体を混ぜ合わす。
7.型に生地を入れ,160℃のオーブンで60分ほど焼く。竹串でチェックする。
8.焼きあがったら粗熱を取り、型からはずせば出来上がり。
キャラウェイの効能
キャラウェイの爽快で芳しい香りの主成分にはカルボンとリモネンが含まれています。それらの成分は、脳内をリラックスさせる事によって、心の緊張や精神的な疲労の回復に役立つと言われています。また、キャラウェイシードには、お腹が張っている時の症状を緩和してくれる作用もあり、腸管の筋肉壁に働きかけ、腸を正常な状態に保つ効果もあると言われています。また消化を促進し、健胃効果も期待できます。キャラウェイの効能は、同じセリ科のハーブであるアニスやフェンネルと似ているといわれますがキャラウェイは、それらの中でもその効果が一番高いと言われています。
また、キャラウェイはその昔、惚れ薬の材料として用いられていたそうで、言い伝えでは恋人や物をひきとめる力があると言われていました。
キャラウェイの花言葉
キャラウェイの花言葉は「迷わぬ愛、強い心」です。
アトピー性皮膚炎の原因は様々
アトピー性皮膚炎は、アレルギーの一つです。アレルギーと聞くと、食物アレルギーなどが代表的ですが、アトピー皮膚炎の原因は食物よりもハウスダストやカビによる原因の方が多いとされています。また、食生活の乱れや、ストレス、石鹸などの化学成分、お肌の乾燥、汗、汚れなども原因になることもあります。アトピー性皮膚炎は、遺伝的な要因に、これらの原因が重なることによって発症します。乾燥や多湿状態になると症状が悪化する場合が多いです。そのため、一年を通してよくなる時期と悪化する時期があります。アトピー性皮膚炎では、お肌のバリア機能がかなり低下している状態です。少しの刺激でもかゆみなどが起こり炎症を起こしてしまいます。まずは直接肌にアプローチをしてケアしていく方法が第一選択です。そのうえで、ハーブティーを飲むことで、症状をコントロールすることを目指しましょう。そこで、ここではアトピー性皮膚炎にオススメのハーブティーをご紹介します。
アトピー性皮膚炎には体質改善や消炎作用やストレス抵抗力のあるハーブティー
アトピー性皮膚炎には、体質改善をするネトルや消炎作用を持つジャーマンカモミール、ストレス抵抗性のあるローズヒップなどもオススメです。ストレスを感じているときには、リンデンやオレンジフラワーなどもオススメです。冷たいものではなく、温かいハーブティーを飲むようにしましょう。
アトピー性皮膚炎におすすめのハーブティー
第一位:ジャーマンカモミール
ジャーマンカモミールは、様々な疾患や症状に適応するハーブとして親しまれてきました。その作用は、消炎や鎮静、鎮痙作用などです。そのため炎症や痛みを伴う症状のほか、不安やストレスといった精神的なケアにも用いられています。アトピー性皮膚炎ではお肌のバリア機能が落ちることで炎症が起こりやすくなっています。ジャーマンカモミールは、炎症を抑えることで、アトピー性皮膚炎にアプローチしていきます。フェンネルとのブレンドもオススメです。
第二位:フェンネル(ウイキョウ)
フェンネルは、食材として有名ですがハーブティーとしても使用されます。古くから医療の目的でも用いられてきました。健胃剤として有名ですが、カタル症状やアレルギー症状にも処方されることもあります。ジャーマンカモミールとのブレンドティーは、アンデス地方では「カチャマイ」と呼ばれ、アトピー性皮膚炎に処方されて親しまれているハーブティーです。
第三位:ネトル
ネトルは、鉄分やビタミンCが多く含まれることから貧血などに処方されることで有名ですが、その他、血液浄化作用を持ち血中の汚れを排出して体質改善を進める働きがあります。特にネトルは、春先に起こりやすい花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギーを予防するために春季療法として冬先に処方されることがあります。
第四位:ローズヒップ
ローズヒップの特徴は何と言ってもビタミンCの含有量の多さです。その量はレモンの20~40倍もあるといわれています。ビタミンCには、コラーゲンの生成を助けるとともに、鉄の吸収を促進する作用があります。また、肉体的・精神的ストレス下においてはビタミンCの消費量が高まります。アトピー性皮膚炎では、炎症が起こりビタミンCの消費量が高まりますので、ローズヒップを飲むのもオススメです。ネトルとブレンドしてもおいしく飲むことができます。
第五位:リンデン
リンデンの葉には、鎮静効果があることから、不安やストレスなどを緩和し、リラックス効果が期待できます。オレンジフラワーとのブレンドティーが有名で、精神的なストレスから解放し、リラックス効果が期待できます。

