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コリアンダー

学名:Coriandrum sativum
分類:セリ科・コエンドロ属
別名:シャンツァイ、香菜、カメムシソウ
種類:一年草
草丈:30cm~50cm
原産地:地中海沿岸・西アジア
利用部分:葉、茎、根、種
利用方法:ティ、料理、アロマ、混植

コリアンダーとは

旧約聖書で、コリアンダーは、マナ=食料と名付けられた薬草として登場します。種は白く、蜜がたっぷりと入ったウエハースのお菓子のような味がしたと書かれています。また、人々は、臼で粉にしたり、鍋で煮たり、お菓子に使ったそうです。コリアンダーは、主食に匹敵する大切な食料だったようです。

3000年以上にわたって、コリアンダーは薬用や食用として栽培されています。その独特の香りは、好みがはっきりするほどです。

カメムシやナンキンムシに似た匂いがするため、嫌いな人は全く受け付けられない匂いですが、好きになるとクセになるそうです。

コリアンダーは、エスニック料理には必ず使われ、ニンニクと相性がいいです。

また、果実は香辛料として使います。若葉はエスニック料理にかかせません。種はシチュー、カレー、ピクルス、マリネやお菓子、リキュールの香りづけに使います。

コリアンダーの育て方

コリアンダーの種まき
3月から4月までの春蒔きと、9月から10月までの秋蒔きがあります。種の形が半球状の2つの種がくっついた形になっています。

1つ蒔く事で2つ発芽しますから、1つだけ発芽させたい場合は種を半分に割りましょう。

コリアンダーの根は、直根性といってごぼうのような太い根が出て枝分かれしていくタイプです。一度傷つけると育成が衰えるため、植え替えはあまり適していません。そのため、直接種を蒔いて間引きしていく方法をとります。

春に種を蒔くと育成サイクルが短いため充分育たないうちに花が咲いてしまい葉や茎も固くなってしまいます。寒冷地域以外では秋に種まきする事をおススメします。
コリアンダーの収穫・使い方
種の収穫方法は種が茶色になってから茎ごと切り取って風通しの良い日陰で乾燥させて保存します。

乾燥させない種は香りが強すぎて使用しづらく、しっかりと乾燥させておくことでよく保存することが出来ます。

若葉は肉料理や魚料理に使います。大きくなった葉は香りが弱くなっているので使用しません。

若葉を摘み取る時は花が咲く前や種ができる前に摘み取るので、花や種が必要な場合は若葉を摘み取る事を注意しましょう。
コリアンダーの水やり・肥料
土が乾いて来たら充分に水を与えてください。水分を好むハーブですからこまめに水やリをします。鉢植えは庭植えよりも控えめに水をあげましょう。

水のあげ過ぎは根を腐らせる原因になります。春に種まきをした場合は生育サイクルが短いので初めから肥料を混ぜ込んで土を準備します。

追加で肥料を与える必要はありません。鉢植えにする場合は赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使用します。

秋に種を蒔いた場合は冬越しをしますから春に追肥をしましょう。

小さな子供であればあるほど、免疫力や抵抗力が弱いために、風邪を引きやすいですね。子供が熱を出したり咳が止まらないのをみるとかわいそうで、お母さんも苦しい気分になってしまいます。そんなときに、熱を下げるために身体を冷やしたり、お薬を飲ませたり、栄養が付きそうなものを食べさせたりしていませんか?

風邪の熱や咳の症状は、身体が風邪のウイルスを退治して元の健康な状態に戻ろうとしている証拠です。身体を冷やすとその時は気持ちいいですが、免疫力が下がりウイルスが活発に活動してしまいます。お薬も、その時の症状は治まりますが、必要な体内の菌を殺して治りが遅くなることがあります。また、風邪の時に栄養が付きそうなものを食べると胃腸に負担がかかり免疫力が下がってしまいます。子供の風邪には、リンデンのハーブティーを飲ませるのが一番です。

リンデンの特徴

リンデンは学名「Tilia europaea」で和名はセイヨウボダイジュです。お釈迦さまがボダイジュの下で悟りを開いたというエピソードがありますが、このボダイジュはセイヨウボダイジュとは違う種類の植物であるといわれています。ヨーロッパでは自由の象徴とされており、多くの都市で街路樹として植えられています。

リンデンの木を使用したものをリンデンウッド、花と葉、苞を使用したものをリンデンフラワーといいます。リンデンウッドは利尿作用があり、体内の不要な老廃物などを排出するデトックス効果があります。リンデンフラワーは甘い香りが心身の緊張をやわらげストレスを解消し、高ぶった気持ちを落ち着かせてくれます。
鎮静作用と発汗作用、利尿作用があり風邪の引き始めに飲むと早く治る手助けをしてくれます。リンデンは作用がおだやかなので、子供からお年寄りにも安心して使えるハーブです。リンデンは「千の用途がある」といわれるほどの色々な使い道があり、高血圧のお年寄りや、不眠で悩んでいる人にもおすすめです。甘みのあるやわらかい味と香りで、他のハーブとブレンドしやすいハーブです。

リンデンとブレンドすると良いハーブ

・エルダーフラワー

エルダーフラワーも、リンデンと同じく発汗作用と利尿作用があるハーブです。また、風邪の諸症状のくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状をやわらげてくれます。ハーブティーにすると、マスカットのようなフルーティーな香りがして子供にも飲みやすくなります。

リンデンハーブティーの簡単レシピ

<1杯分>
リンデン 2g
エルダーフラワー 1g
熱湯 200ml

<作りかた>
1.ティーポットに全てのハーブを入れて、熱湯を注ぎます。
2.ティーポットのふたを閉めて、3分ほど待ちます。
3.ティーカップに注ぎます。

<飲みかた>
風邪を引いたら、水分補給代わりにこまめに飲みます。リンデンとエルダーフラワーの相乗効果で汗をかきやすくなるため、タオルや着替えを用意しておくといいでしょう。鎮静作用があり眠りやすくなるため、なかなか眠ることができないとき、寝る30分くらい前に飲むのもおすすめです。

自然の恵みのハーブティーで、小さな子供の風邪の治りを手助けしてみてください。もちろん、このハーブティーは大人にも効果的です。風邪が流行する季節には準備しておきたいですね。

お腹がいっぱいなわけでもないのに、お腹が張っていると、動きづらいし胃が圧迫されて苦しいですよね。お腹の張りが気になって集中できなくなることもあります。お腹の張りは、お腹にガスが溜まっているのが原因であることが多いです。人間の腸内には数多くの細菌がいて、食べものを分解するときにガスを発生させます。このガスは通常、血液中に吸収され肺からに運ばれて排出されたり、げっぷやおならとして体外に排出されたりします。しかし、何らかの原因でガスの量が増えてしまうと、お腹に張りを感じるようになります。そんなときは、フェンネルのハーブティーを飲んでお腹をスッキリさせましょう。

フェンネルの特徴

フェンネルは、学名「Foeniculum vulugare」、和名はウイキョウです。黄緑色の茎と細い葉があり、夏に黄色の小さな花を咲かせます。昔から料理用のハーブとして利用され、魚料理と相性が良く「魚のハーブ」として有名です。料理には葉や茎、果実が使われますが、ハーブティーに使うのは果実で、精油成分のトランスアネトールを含みます。フェンネルは消化を助け、胃腸内に空気が溜まる状態を改善してくれるため、お腹が張った時に使うと効果的です。デトックス効果も期待でき、海外では古代ローマ次代からフェンネルのハーブティーをダイエットハーブティーとして飲んでいたことが知られています。また、味を調える「矯味作用」がありハーブティーにすると甘いため、甘みを加えるために使うこともあります。

フェンネルとブレンドすると良いハーブ

・ハイビスカス

ハイビスカスはクエン酸を多く含む美しい赤色のハーブティーで、エネルギーの代謝を促して消化機能を高める働きがあります。お腹が張るのはガス以外にも食べる量に対して消化が追いついていないことがあるため、フェンネルと一緒に飲むことによってお腹の張りを効果的に改善することができます。

・ダンディライオン

ダンディライオンはセイヨウタンポポの根を使ったハーブで根を炒って淹れたものは「タンポポコーヒー」として人気です。ダンディライオンにはデトックス効果が期待できます。ハイビスカスと同じく、消化を促進してくれます。また、便を柔らかくして排出しやすくする作用があるため、便秘でお腹が張っている人にも効果的です。

フェンネルハーブティーの簡単レシピ

<1杯分>
フェンネル 1g
ハイビスカス 1g
ダンディライオン 1g
熱湯 200ml

<作りかた>
1.ティーポットに全てのハーブを入れて、熱湯を注ぎます。
2.ティーポットのふたを閉めて、5分ほど待ちます。
3.ティーカップに注ぎます。

<飲みかた>
毎食後に1杯飲みます。お腹の張りが続いている場合は、食間にもこまめに飲んでみてください。お腹の張りはストレスと関係しているという説もあります。ストレスを感じたときに消費されるビタミンCが豊富に含まれているローズヒップや、リラックス効果があるジャーマンカモミールなどをブレンドするのもおすすめです。

ハーブの中には、胃腸の調子を改善するのに役立つものが多くあります。上手に利用して、お腹の張りを解消しましょう。お腹の張りは意外な病気が隠れている可能性があるため、長く続く場合は病院に行って診察を受けてくださいね。

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