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ビタミンは人間の身体で作ることができない、体調管理に欠かせない栄養素です。ビタミンには水に溶けやすい水溶性のビタミンBとC、油に溶けやすい油溶性のビタミンA、D、K、Eがあります。数あるビタミンの中でビタミンCは一番働きが多い栄養素です。ビタミンCの主な働きは抗酸化作用で身体を傷つける活性酸素を無害化してくれる大事な役割があります。ビタミンCはその他に免疫機能を高めて風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくする、コラーゲンの生成を促進しメラニンの生成を抑制して肌を若々しく美しく保つなどの働きがあります。風邪を引いたり、ストレスや過労などでビタミンCは大量に使われます。ビタミンCの補充に、ハーブティーではローズヒップが最適です。

ローズヒップの特徴

ローズヒップは、学名「Rosa canina」、別名ドックローズといわれます。
ローズヒップの実は爆弾のような形をしていることと、レモンの20~40倍のビタミンCを含んでいることから「ビタミンCの爆弾」と呼ばれています。

ビタミンCが不足している時に補うために、肉体疲労時や、アンチエイジングケアやシミ予防で肌を若々しく保ちたいときに使うと効果的です。また、ローズヒップのハーブティーには水溶性の食物繊維が豊富に含まれています。水溶性食物繊維は「緩下作用(かんげさよう)」があり便を柔らかくするため便秘を解消してくれます。善玉菌を活性化して腸内環境を良くしてくれるため、代謝が上がり脂肪の吸収率が下がるため体質改善も期待できます。

ローズヒップとブレンドすると良いハーブ

・ハイビスカス

ハイビスカスはハーブティーにするとあざやかな赤色とさわやかな酸味が人気です。ハーブティーの酸味はクエン酸で、肉体疲労時の回復におすすめです。ローズヒップとブレンドすることで、より効果が高まります。

・ステビア

ステビアは、ショ糖の300倍の甘さを持ちます。ハイビスカスとローズヒップのブレンドティーが酸味が強すぎるときに入れると、美味しくいただくことができます。少量で甘みがでるため、入れ過ぎに注意します。ステビアの甘みが苦手な人は、リンデン、リコリス、フェンネルに変える、またははちみつを入れてみましょう。

ローズヒップハーブティーの簡単レシピ

<1杯分>
ローズヒップ 2g
ハイビスカス 1g
ステビア 少々
熱湯 200ml

<作りかた>
1.ローズヒップを細かく砕きます。
2.ティーポットに全てのハーブを入れて、熱湯を注ぎます。
3.ティーポットのふたを閉めて、5分ほど待ちます。
4.ティーカップに注ぎます。

<飲みかた>
肉体疲労時や、肌が作られる寝る前に飲みます。ローズヒップのハーブティーには水溶性の有効成分しか出て来ないため、油溶性の有効成分が残ってしまいます。残ったローズヒップをヨーグルトにかけたり、砂糖で煮詰めてハーブジャムを作ったりすると成分を全て摂取することができます。はちみつ漬けも簡単でいいですね。

ビタミンCが豊富なローズヒップは、ハーブティーにすると甘酸っぱいどこか懐かしい味が特徴です。今回のブレンドは、お子様も飲みやすいので、お子様が風邪を引いた時に飲ませてみるのもいいですね。もし飲まない場合は、オレンジやりんごなどのフルーツジュースとブレンドすると飲んでくれます。

イタリアンパセリ

学名:Coriandrum sativum
分類:セリ科/二年草 オランダゼリ属
別名:オランダゼリ
種類:イタリアン種・カーリー種
草丈:30㎝
原産地:ヨーロッパ南東部・西アジア
利用部分:葉・茎
利用方法:料理(乾燥保存・冷凍保存)

イタリアンパセリとは

地中海沿岸産のセリ科の植物です。古代ギリシャ・ローマ時代から料理にたくさん使われ、古くから愛され親しまれているハーブです。

日本のパセリは縮れていて食用というよりは観賞用という感じです。日本のパセリは、独特の苦みが口に合わず、敬遠されてしまっているからです。

本来、ヨーロッパのパセリは香辛料として広く使われていて、風味や香りが柔らかいのが特徴です。

ヨーロッパ産のパセリを「平葉種」、日本産のパセリを「縮葉種」といい、どちらも栄養素がたくさん含まれている野菜として注目されています。

是非、イタリアンパセリを家庭で育ててみましょう。

イタリアンパセリの育て方

種植えと苗植えがありますが、初心者の場合、苗を購入して育てていく方が成功しやすいです。
鉢植え
イタリアンパセリの株張りは30~40㎝ほどになります。

どの場所で栽培するかによって異なりますが、キッチンで育てる場合は、直径15㎝から18㎝くらいの鉢植えがいいでしょう。

ベランダなどでは、少しゆったりと丸くて浅いタイプのプランターがいいでしょう。できれば、容量12L~13Lがおすすめです。
用土
水はけがいい、また水持ちがいいという両方の役割をする用土が良いです。

ハーブ用の土もありますが、なければ野菜用土でも十分です。 土を選ぶには弱アルカリ性のものを選びましょう。
苗の植え付けの時期
春と秋の植え付けになります。春は3月から5月、秋は9月から11月ごろが目安です。 苗選びは新鮮なものを選びましょう。

見た目にも青々としていてシャキッとしたものがいいでしょう。間延びをしていないもの、害虫の被害がないものかを確認しましょう。
水やり
一番注意したい事は、水の与え過ぎです。地中海沿岸の水はけのよい土を好むハーブですから、毎日水をあげることは禁物です。

水を与えすぎて、根が腐ってしまいがちなので、気を付けましょう。

鉢植えの土の表面が乾いてきたのを確認してから、鉢底まで水が通るくらいしっかり与えてください。
肥料
イタリアンパセリは、葉を食べるハーブなので、窒素成分が入った肥料を使いましょう。

肥料のあげ方としては、苗の植え付けの時に1株あたり10g程度の化学肥料を株元にあげましょう。

成長してきたら追肥をしていきますが、その時は固形肥料でも液体肥料でもどちらでも大丈夫です。 追肥をする間隔は2週間に1回のペースです。

発酵油かすなどの窒素成分の多い肥料を選びましょう。
間引き/収穫
大きくなるにつれて、葉が密集してきます。その時は間引きをしてあげて風通しを良くしましょう。

春に植えたイタリアンパセリは、夏になるとパラソル状の花を咲かせます。花が咲いて種が実ると枯れてしまう2年草です。

収穫する時は株元から2~3㎝残して収穫してください。収穫後に追肥をすれば再び株元から葉茎が伸びてきますから、また収穫することが出来ます。
乾燥方法
2年草のイタリアンパセリは花が咲いて種ができると終わったしまいます。その前に少しずつ収穫して乾燥させることをおすすめします。
電子レンジを利用して簡単に乾燥させる方法
収穫したてのイタリアンパセリを水洗いして水気をきります。耐熱皿にキッチンペーパーを敷き、イタリアンパセリを乗せたら電子レンジで2分30秒加熱します。

加熱後、イタリアンパセリのあら熱が取れたらすり鉢で擦りましょう。そして、細かくして保存します。

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